脚、お尻
- 胸を張り、背骨をまっすぐにして立ちます。
- 上体を前に倒しながら膝を曲げ、両手をそれぞれ太ももの上に置きます。(この時の足幅はこぶし1つくらい)
- 両脚を揃えていったん腰を落としたら、ゆっくり膝を伸ばしながら左足を横に上げます。
- 腰の高さより上まで上げたら、膝を曲げながらゆっくりと元の位置に戻します。
- 同様に右足も上げます。
- 交互に8セット繰り返します。
この動きはまさに「力士がしこを踏む」動作をイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。
実際にしこを踏むよりも両ひざは前を向いていると思っていただけると良いでしょう。
重心を落としながらゆっくり行うのがポイントです。
太ももの内側、お尻、上体筋肉
- 足を肩幅よりも大きく広げ、両手も方の高さに広げます。この時、足はできるだけ大きく開くのがポイントです。
- 太ももが床と水平になるまでゆっくりと腰を落としていきます。
- 両腕を胸に向かって曲げながら、ゆっくりと立ち上がります。この時、太ももの内側とお尻の筋肉を引き締めるように意識しながら膝を伸ばしていきます。
- この動作を8回繰り返していきます。
この動作はしっかりと腰を落とすことがポイントです。
いわゆるスクワットが組み込まれている動作なので、はじめはかなりきついと感じるかもしれません。
続けて行うことで太ももが引き締まっていくのを感じることができるでしょう。
腰を落とす時は上体が前に倒れないように、お腹に力を入れておくと良いでしょう。
どれも簡単に日常生活の中で取り入れられそうな動作です。道具も必要ないので、すきま時間を利用しながら毎日続けられそうです。
モムチャンダイエットをする時の注意点
実は、モムチャンダイエットをより効果的にするポイントは食事にあります。どんなことに気をつければ良いのでしょうか。
一日4回~6回に分けて食べる
一般的なダイエットを行う時も同様ですが、こまめに食事を摂ることでドカ食いを避け、満腹感を保つ効果があるといわれています。
一度に食べすぎることを防げる他、食事回数が多くなると基礎代謝が上がるともいわれていますので、エネルギーを消費しやすい身体づくりを目指すことができます。
ただ、食事回数を増やしたからといってカロリーの高いものを6回食べていてはかえって体重増加の原因にもなりかねません。
主食を約400キロカロリー前後に抑え、あとは100キロカロリーに抑えるなど、全体の摂取カロリーを考えながら食事をすることが大切です。
就寝前3時間以内は食べない
夜、身体はすでに眠る態勢に入るので、カロリー消費をしづらい状態になっています。
寝る直前に食事を摂ることは体内に脂肪を溜め込んでしまうのと同じ行為だともいえます。
できれば就寝3時間前には食事を終えるようにしましょう。
ベッドに入るころにはお腹に何も入っていない状態が理想的です。
よく噛んで食べる
よく「早食いは太る」と耳にしたことはありませんか?
実は食事に時間をかけることもダイエットを効果的にする要素が隠されているのです。
食事に時間をかけることで満腹感を高めるためというのはよくいわれていますが、それ以外にも脂肪が燃焼しやすくなる理由があるのをご存知でしょうか。
人間は食事をする、眠る、通勤電車に乗る等、特に運動と呼ばれるエクササイズを行わなくてもエネルギーを消費しています。
生命活動を維持するために人間の身体が行うエネルギー消費活動です。
このエネルギー活動のひとつとして、食後に消費されるエネルギー活動のことを「食事誘発性耐熱産生」といわれています。
この食後のエネルギー活動をさらに活発化させる方法が、噛む回数に関係しています。
噛む回数が増えると食べ物を消化する胃や小腸に送られる血液量が増え、エネルギー消費がさらに高まるという仕組みになっています。
同じ食事の量でも、よく噛んで消化することで内臓に負担をかけず、さらにダイエット効果を得られるのでぜひ意識して習慣化してみるのはいかがでしょうか。
いくつかのパターンのDVDを合わせて使う
モムチャンダイエットで結果を出せなかったという人の中で、簡単で取り入れやすいがゆえ飽きてしまうという声もありました。
モムチャンダイエットは、ご紹介した簡単なエクササイズの他にもダンベル等の器具を使ったエクササイズもあり、バリエーションに富んでいます。
いつもの動作はマスターできたかなと思ったら、少し強度を上げてさらに上を目指したエクササイズを取り入れてみるとまた新鮮な気持ちで頑張れそうです。
自分の好きな動作や特にシェイプアップしたい箇所に特化したエクササイズをご自身で選びながら、いくつかのエクササイズを組み合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
誰にでも始めやすいダイエットとして注目されているモムチャンダイエット。
今では一般のジムでもエクササイズとして取り入れているところもあるようです。
ジムでみんなと楽しみながらもよし、DVDが充実しているので自分の時間に合わせて日々自宅で頑張るのもよし。体重計に乗るのが楽しみになるような生活を送るために、さっそく今日から始めてみませんか。