また国内外でのマラソン大会でもNIKEの厚底シューズ率は非常に高くなっています。
多くの選手がアルファフライなどの厚底シューズを使用して記録を伸ばしており、さらに使用率は高まるでしょう。
アルファフライは発売して即完売という状態になっており、市民ランナーでもアルファフライの使用率が増えています。
アルファフライに向く種目・向かない種目がある
アルファフライは快適に走ることができタイムも伸びますが、向いている種目と向かない種目があります。
どのような種目に適正があるのかを見ていきましょう。
マラソンなど長距離種目には向いている
アルファフライはマラソンや駅伝といったレースのために作られています。
本格的にレースに出場するアスリートや、趣味でも東京マラソンなどの大会で好タイムを狙いたい方におすすめです。
トラック競技には工夫が必要
トラックでの中・長距離種目の場合は注意が必要です。
アルファフライは公道でのレースを想定しているため、トラックのカーブをまがりづらいという声が実際に出ています。
ですが最近では大学生の大会でもアルファフライのような厚底を履いている選手が増えているのは事実です。
またフロント部分にスパイクのようなピンを取り付けた特別製のアルファフライを使用している選手もいます。
ただし大会のトラック種目で使用する場合は事前に大会規定を確認し、わからない場合は事務局に問い合わせておきましょう。
競歩には避けた方がよさそう
競歩もマラソンや駅伝と同じ公道レースですが、アルファフライは向いていないかもしれません。
競歩では片足が地面につく前にもう片方も地面から上がってしまうと反則になります。
そのため反発力の高いアルファフライでは反則になる可能性が高くなってしまうのです。
また、競歩用のシューズはかなり軽量なので、アルファフライを履くと重く感じるでしょう。
競歩にはアルファフライは避けた方がよさそうです。
健康維持のためのランニングには?
健康維持のために定期的にランニングやジョギングをするという方にあまり適さないといっていいでしょう。
アルファフライは反発力が高く、反発力を活かすためにはそれなりの筋力・脚力が必要になります。
アスリートでもアルファフライに慣れるのに時間がかかるという声は多いです。
レースに出場するのが目的であればよいですが、健康維持やリフレッシュのためのランニングには不向きです。
また価格も30,000円を超えるため、より使いやすいシューズを選んだ方がよいでしょう。
アルファフライシリーズをチェックしよう
アルファフライと同様にAIR ZOOMシリーズの厚底ランニングシューズは数多くあります。
人気モデルの「ヴェイパーフライ」やより安価でトレーニングにも向いているモデルもチェックしてみましょう。
ヴェイパーフライ ネクスト%
アルファフライの前身モデルといってもよいですが、これ自体が非常に人気の高いモデルです。
アルファフライよりも軽量で、反発力も制御しやすい程度に抑えられているため、使いやすいモデルといえます。
カーボンプレートは使用されていますが前足部のAir Zoomユニットがないのがアルファフライとの大きな違いです。
ペガサスターボ2
ペガサスターボは軽量でトレーニング向きのランニングシューズです。
価格もアルファフライやヴェイパーフライの半額程度なので、健康維持目的のランナーでも購入しやすい一足です。
ミッドソールにはZoomXを使用しているため衝撃を吸収しつつ高いトラクションも誇ります。
ズームフライ3
ズームフライはサブ3.5向けのレーシング用シューズと位置づけられています。
カーボンプレートによる反発力やNike Reactミッドソールによるクッション性が特徴です。
軽量なアッパーやアキレス腱への負担を軽減してくれるデザインなど、高い機能性を持っています。
高性能ながら安価なのも嬉しいポイントです。
まとめ
NIKE「アルファフライ ネクスト%」は厚底のランニングシューズの中でもNIKEの技術の粋を集めた製品です。
快適な履き心地、高いクッション性、高い反発力など、レースで好タイムを出したいランナーにはおすすめです。
実際に使用した人からも評価が高いですが、「アルファフライに慣れるためのトレーニングが必要」という声もあります。
まさにプロ仕様というハイエンドなシューズなので、サブ3以上のランナー向けだといえるでしょう。
ぜひ最先端の技術を集めたアルファフライを体験してみてください。