しかし、その分効果が現れるまでに時間がかかります。
1ヶ月で期待できる効果が現れなくてもやめるのではなく、2ヶ月、3ヶ月と続けてみましょう。
筋力アップ・血行促進・肩こりや冷え性の改善などの効果は確実に現れますし、心肺機能が高まり疲れにくくなるはずです。
ウォーキングダイエットのための服装や必要なアイテムを揃えよう
ウォーキングはどんな服装でも気軽に行えます。
しかし、快適かつ効果的にウォーキングを行うため、ウェアやシューズなどのアイテムをそろえるとよいでしょう。
ウェアは動きやすく快適なものを選ぶ
ウェアは動きやすく快適なものを選ぶのがポイントです。
サイズが大きいものでは動きにくいことがあるので、ジャストサイズのものがよいでしょう。
普通の服でウォーキングをすると汗で重くなったり貼り付いたりするため、スポーツ用のウェアを使うのがおすすめです。
吸汗速乾性の高いウェアなら汗をかいてもサラリとしているので快適に歩けますし、汗で体が冷えるのを予防できます。
ケガ予防のためにインナーにもこだわろう
スポーツ用インナーは寒い日の防寒対策だけでなく、暑い日に着ると汗を吸収してくれるのでおすすめです。
コンプレッションインナーは適度に筋肉を締め付けて怪我を防ぎ、エネルギーを効率よく伝える働きがあります。
クッション性の高いシューズで衝撃を和らげよう
長時間のウォーキングを安全に行うため、シューズにもこだわりましょう。
クッション性の高いシューズならひざや腰への負担が軽くなり、ケガ予防になります。
またメッシュ素材を使用した通気性の高いシューズなら汗で蒸れません。
シューズのサイズはゆるすぎず、足の指が動かせる程度のものが最適です。
メーカーによって足幅や甲の高さが異なるので、特徴を知って選ぶことをおすすめします。
シューズだけでなく、靴下もスポーツ用のものを選ぶとよいでしょう。
滑り止め加工がついている靴下なら靴の中で横滑りを防ぐことができます。
いつでも水分補給ができるようにしておこう
ウォーキング中はいつでも十分な水分補給ができるように、ボトルを携帯しておくとよいでしょう。
ボトルホルダーのあるウェストバッグなどを持っておくと、鍵やスマホ、小銭なども携帯できるので便利です。
ウォーキングダイエットを行う際の注意点と効果アップのポイント
ウォーキングダイエットを行う際には怪我をしないように注意する必要があります。
また、ウォーキングによるダイエット効果を上げるためのポイントもチェックしておきましょう。
ウォーミングアップとクールダウンはしっかりと
ウォーキングを始める前にはしっかりとウォーミングアップを行いましょう。
特に寒い時期や日頃から運動不足の人はゆっくりのスピードから始めることが大切です。
また、終わるときには徐々にスピードを落としていき、終了後にはストレッチなどのクールダウンも必ず行いましょう。
無理はしないことが大切
筋肉痛がひどいときやひざや腰などが痛いときなどは無理をせずに休むようにしましょう。
始めは週に1〜2回程度、20〜30分から始めるなど、軽い負荷でスタートすると怪我予防になります。
また1ヶ月間のメニュー通りに行かない場合でも焦らず、自分の体調や体力に合わせてメニュー変更を行うのがおすすめです。
栄養バランスのとれた食事も大切
ウォーキングダイエットでカロリーを消費しても、食べすぎや間食が多くてはダイエットの効果がなかなか現れません。
食事の際はカロリーを摂りすぎないようにし、栄養バランスも考えましょう。
成人が1日に必要なカロリーは、男性では2,000〜2,200kcal程度、女性では1,800〜1,900kcal程度です。
ビタミン・ミネラル・タンパク質・食物繊維を積極的に摂ることを心がけましょう。
無理な食事制限は逆効果にもなりますので、糖分・塩分・脂肪分は控えめにするなどの工夫が必要です。
サプリメントを使って栄養バランスをサポートするのもおすすめです。
まとめ
ウォーキングダイエットは激しい運動が苦手な人や運動不足を解消したい人におすすめのダイエット方法です。
自分のペースで楽しみながら歩いて脂肪燃焼を行いましょう。
足や背筋などの筋力アップや血行促進効果もあり、健康面でのメリットが多いおすすめのダイエット方法です。
正しいフォームを身に着け、スポーツ用のウェアやシューズを使って無理なく快適に歩きましょう。