肩こりに悩む人にはヨガが効果的です。
ヨガは肩こりの原因となる筋肉の緊張をほぐし、リラックスしてストレスを解消する効果もあります。
肩こりや腰痛に効果的なヨガのポーズを動画に合わせて行ってみましょう。
肩こりの原因や対処法、悪化させない方法も併せて紹介します。
肩こりがひどくなる原因と対処方法
肩こりは主に姿勢の悪さや眼精疲労、運動不足やストレスが原因になるケースが多いです。
それぞれの原因をくわしく見ていきましょう。また、肩こりの根本的な対処方法も解説します。
姿勢の悪さは肩こりや腰痛の原因になる
肩こりの最大の原因として挙げられるのは「姿勢の悪さ」です。
正しい姿勢を取ると背骨がS字カーブを描き、体重の1割を占める頭の重さをバネのように支えることができます。
猫背になると頭の重さが全て首と肩にかかるため、筋肉が緊張して血行不良や肩こり・腰痛につながります。
特に1日中デスクワークをしている人は前のめりになって長時間の作業を行うことが多く、肩こりや腰痛になりやすいので注意が必要です。
立っているときに片足に体重をかける人や、歩きながら猫背になっている人も注意しましょう。
眼精疲労によって肩こりが引き起こされる
パソコンやスマホ、タブレットなどを使うことが多い人は目を酷使しています。
そのため、眼精疲労から肩こりが引き起こされることが少なくありません。
眼精疲労の人の半数が肩こりに悩んでいるといわれています。
眼精疲労によって自律神経のバランスが乱れ、常に緊張状態になるためストレス・全身の疲労・肩こりなどが起こります。
運動不足による血行不良も肩こりの原因に
運動不足も肩こりの原因となります。
日頃から運動をしない人は筋肉量が少なく、正しい姿勢を保つことができません。
また猫背になったときにも筋肉が少ないため、首の重さを支えきれなくなります。
また運動不足や筋肉量不足では血行も悪くなり、肩や首のこりの原因になります。
疲労やストレスが肩こりにつながる
疲労やストレスも肩こりの原因の一つです。
ストレスを受けている状態では交感神経が優位になり、常に緊張・興奮している状態です。
交感神経が優位になると血管が収縮して血の巡りが悪くなるため、肩こりになります。
疲労が抜けていない状態でも、同じように交感神経が優位になるのでさらに肩こりは悪化します。
肩こりへの対処方法は?
肩こりは、「血行を促進すること」「姿勢を良くすること」「心身ともに休息を取ること」が有効です。
食事・運動・入浴・睡眠・マッサージなど、さまざまな対処法はありますが、ヨガなら3つの効果を全て得られます。
ヨガが肩こりに効くのはなぜ?
ヨガが肩こりに効果がある理由を見ていきましょう。
ストレッチ効果が高い
ヨガはゆっくりと体を動かしてさまざまなポーズを取ります。
ヨガポーズの中にはストレッチ効果の高いものが多く、日頃動かさないような筋肉を伸ばすことができるのが利点です。
筋肉を伸ばしてほぐすことで血行も促進されるため、肩こり解消に効果があります。
リラックスして心身の調和をもたらす
ヨガは「ポーズ」と「呼吸」の2つを合わせて行います。
深く呼吸することで副交感神経を優位にしてリラックスできるのがヨガのメリットです。
ヨガは心身の調和が取れた状態にすることを主な目的としているため、ストレスに悩む人にも最適のエクササイズです。
ストレスが原因となっている場合に最適な肩こり解消法だといえます。
睡眠の質を高めるために、寝る前にヨガを行うのもおすすめです。
運動不足解消や筋力アップができる
ヨガは運動不足の解消や筋力アップにも役立ちます。
普段使わない筋肉を刺激することで筋肉の成長を促し、筋肉量が増えることで血行や基礎代謝量が改善されます。
肩こりに効くヨガのポーズを動画でチェックしよう
肩こりに効くヨガのポーズを動画でチェックしましょう。
肩甲骨周りをしっかり動かしてほぐすことで、背中や腰の痛みにも効果があります。
また仕事中でも座ったままできるヨガも紹介します。
肩甲骨をほぐして肩こりだけでなく腰痛も解消するヨガ
肩こりには肩甲骨周りの筋肉をほぐすことが効果的です。
もちろん首周りもほぐすため、首が重い人にも効果があります。
肩甲骨をしっかり動かすことを意識し、鼻から深く呼吸することを忘れないでください。
ヨガは腹式呼吸をしながら行うので、お腹の動きを意識しながら呼吸しましょう。
10分程度でできる肩こり解消ヨガ
1つ目の動画よりも短い時間でできる肩こり解消ヨガです。
時間がない場合はこちらを行っても良いでしょう。