短時間のトレーニングでも高い効果が得られる足上げ腹筋。
今回はそんな足上げ腹筋の消費カロリーについてご紹介します。
足上げ腹筋とは
足上げ腹筋とは、仰向けに寝た状態で足を上げ、下腹部を刺激するトレーニングで、一般的にレッグレイズやレイズアップと呼ばれています。
短時間でもしっかりと腹筋に効く効率の良い種目である上、所謂「ながらトレーニング」も出来ることから続けやすいと人気を集めています。
足上げ腹筋の効果
足上げ腹筋で鍛えられる筋肉は次の通りです。
- 腹横筋(インナーマッスル)
- 大腰筋(インナーマッスル)
- 腸骨筋(インナーマッスル)
- 大腿直筋(インナーマッスル)
- 腹直筋(アウターマッスル)
足上げ腹筋だけでこれだけの部位が鍛えられます。
では次にその効果についてご紹介します。
下腹のぽっこりお腹を撃退
インナーマッスルであり、内臓を支える働きもする腹横筋を鍛えることで、歪みなどにより下がっていた内臓の位置を整え、ぽっこりお腹の解消に繋がるといわれています。
インナーマッスルに効果的
上体を起こした腹筋運動は、主にアウターマッスルを刺激して鍛える効果があります。
一方、足上げ腹筋は、アウターマッスルに加えて、インナーマッスルまで同時に鍛える効果があります。
また、ゆっくりとした動作が特徴で反動を使うことが出来ないため、しっかりと筋肉に負荷を掛けるトレーニングが出来ます。
尚、足上げ腹筋でインナーマッスルを鍛えると便秘解消や姿勢の改善にも効果があります。
基礎代謝が上がる
アウターマッスルとインナーマッスルの両方を鍛えることで基礎代謝が上がり、太りにくい身体に近づいていきます。
脂肪の燃焼効率を上げ消費カロリーが上がると、ダイエット効果が期待出来ます。
では次に、足上げ腹筋の正しいフォームについて確認していきましょう。
足上げ腹筋のやり方
- 仰向けになります。手は体の横に伸ばし、足も伸ばしましょう。
- 息を吐きながら、下腹部をへこませるように意識します。
- 両足を床からゆっくりと15センチくらい上げます。
- そのままお腹を意識して腰を浮かせないように注意し、20秒ほどキープします。
- ゆっくりと足を下ろします。
1日3回、合計1分を目標に、毎日続けましょう。
※足上げ腹筋のポイント
20秒キープ出来ない方は、10秒×2セットとして少しずつ行うのも良いでしょう。
足上げ腹筋の消費カロリーって?
筋トレや運動での消費カロリーは、行う人の体重や年齢、筋肉量や行う時間などによってそれぞれ異なります。
ここでは一般的な筋トレなどで考えられる消費カロリーの例を挙げてみました。
一般的な筋トレを10分間行った場合の消費カロリー
既に筋トレに励んでいる方にとっては親しみがあるだろうトレーニングの消費カロリーは、次の通りです。
- 足上げ腹筋を含む平均的な筋トレ 60kcal〜70kcal
- ダンベル体操 45kcal
- 腹筋 60kcal
- スクワット50回 20kcal〜25kcal
スクワットを除いて、上記はトレーニングを10分間続けた時の消費カロリーです。
有酸素運動を10分間行った場合の消費カロリー
主な有酸素運動の消費カロリーは次の通りです。
- ウォーキング 25kcal
- 早足でのウォーキング 40kcal
- 自転車 25kcal
こちらも同じく10分間続けた時の消費カロリーです。