人間に限らず、古来より男性(オス)は群れを外敵から守ったり、食料を獲得したりする役割を担ってきました。
そのときに必要だったのが、敵に立ち向かう闘争本能です。
現代ではそこまで攻撃的であることは求められませんし、むしろ疎まれることも多いでしょう。
ただし、その攻撃性を適切な方向に向けることができれば、より男性的な魅力を高めることができるのかもしれませんね。
テストステロンを増やすには?
食事で増やす
テストステロンを増やす効果があるとされる栄養素には、タンパク質が挙げられます。
タンパク質はそれ自体筋肉の形成に大きな役割を果たしますが、さらにテストステロンの分泌も増やし、自分の仕事しやすい環境を整えるわけです。
ほかには、精力増強効果があると言われる「亜鉛」もいいでしょう。
亜鉛は牡蠣やサバ、イワシ、牛肉など幅広い食品に含まれます。
タンパク質と重複する部分も多いため、同時に摂取できるのがうれしいですね。
それ以外では、玉ねぎがテストステロンの生成を助けるとして注目されています。
正しい生活習慣で増やす
適度に運動したり、バランスのよい食生活を心がけたり、十分な睡眠をとったり。
正しい生活習慣で過ごすことにより、テストステロンの分泌量は維持されます。
また、高負荷のトレーニングを短時間でこなすことによりテストステロンが多く分泌されるという報告もあります。
興奮して増やす
アメリカの研究において、魅力的に感じる女性と話すことでテストステロンの分泌量が増えたとの報告があります。
ほかにも、性的な興奮を感じたり、銃を構えるなどハラハラするシチュエーションを味わったりすると、分泌量が増えると言われています。
常に心身を興奮状態に晒すことが好ましいとは言えませんが、やはり適度な刺激は必要ということでしょうか。
男らしさの源ともいえるテストステロン。
筋トレに励む方は意識しておきたい要素のひとつです。
また、加齢によるテストステロンの減少が、活力の衰えを招く原因ともなります。
食生活や生活習慣を整え、そして適度な刺激を味わいながら日々の生活を楽しみましょう。