そこまで負荷の大きいトレーニングではありませんので、1セット20回を目安にしましょう。
ダンベルはどちらかというと姿勢維持のために持つものですから、それほど重量を上げる必要はありません。
サイドベンドのコツ
それでは、サイドベンドの効果を高めるためのコツを紹介します。
腹斜筋を使う意識をもって
サイドベンドは、負荷をかけることよりも腹斜筋の曲げ伸ばしを重視するトレーニングです。
体を起こしたり倒したりするときには、腹斜筋に効いていることを実感しながら取り組むようにしましょう。
サイドベンドに限りませんが、筋トレは鍛えたい箇所を強く意識して取り組むことで、おのずと正しい姿勢になってくるものです。
腰から曲げない
腰を折り曲げてくの字のようになってしまうと、腹斜筋には十分な負荷がかかりません。
腰の位置は固定しつつ、腹斜筋の位置から曲げていく意識をもって取り組みましょう。
前後に傾かない
体が前後に傾いてしまうと、腹斜筋には十分な負荷がかかりません。
姿勢が悪いとどうしても前後に傾きがちになりますの注意しましょう。
鏡に写したり、動画で撮影したりして正しい姿勢を意識するようにしましょう。
腹筋を鍛えるトレーニングというと、どうしてもシットアップをイメージしがちです。
それに続くのがクランチで、サイドベンドは負荷が低めなこともありやや地味な印象もあります。
それでも、腹斜筋を鍛えるには有効なトレーニングのひとつです。
腹筋をトータルで鍛えたい方、脇腹のたるみをなくしたい方は、是非取り入れてほしいトレーニングです。