もっとも、サイドレイズで必要なのはダンベル程度ですから、取り組みやすいという利点はあります。
状況に応じて使い分けましょう。
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ケーブルサイドレイズのフォーム
- ケーブルはマシン下部に取り付ける
- 片手、あるいは両手にケーブルを持つ
- 若干の前傾姿勢を作る
- 両手の場合はケーブルをクロスする
- 両足を肩幅程度に開く
- 肘は軽く曲げる
- 腕を真横に動かし、ケーブルを引っ張る
- 肩の高さまで上げたら、ゆっくり戻す
ここまでが一連の流れになります。
どんなトレーニングであっても、まず意識したいのは正しい姿勢です。
正しい姿勢でないと狙った筋肉に効果がないばかりか、ケガをしてしまう可能性もあります。
はじめのうちは一つ一つの動きを丁寧に確認しながら取り組むようにしましょう。
トレーニングの進め方
それでは、トレーニングの進め方を具体的に解説します。
- ケーブルを持った手を横に広げ、ケーブルを引っ張る(息を吸いながら)
- 手を肩の高さまで上げる
- ケーブルをゆっくり戻す(息を吐く)
- 数回を1セットとし、休憩を挟んで次のセットへ
- 片手の場合は左右それぞれでおこなう
目安の距離・回数
ケーブルと体の距離、あるいはウェイトスタックによって負荷を調整することができます。
1セットを10回とし、ぎりぎりやりきれるくらいの負荷に調整しましょう。
ケーブルサイドレイズのコツ
ここからは、ケーブルサイドレイズをより効果的に行なうためのコツを紹介します。
体を反らない
ケーブルを斜めやや前方から引っ張ることもあり、体は自然と後ろに反ってしまいがちです。
しっかり前傾姿勢を保ち、肩の動きだけで引っ張るようイメージしてトレーニングに取り組みましょう。
肘は軽く曲げる
引っ張る際に肘を伸ばしてしまいがちですが、軽く曲げるようにしましょう。
肘を伸ばしていると、高い位置まで引っ張れば引っ張るほど、反対に引っ張られる力も強くなります。
肘に負荷がかかり痛めてしまう可能性もありますので、十分に注意しましょう。
戻すときはゆっくりと
手を下ろすときにはゆっくりと戻しましょう。
ケーブルに引っ張られるためつい早く戻してしまいがちですが、戻すのもトレーニングのうち。
きついとは思いますが、確実に行なうことでトレーニングの効果が上がります。
ケーブルサイドレイズは、ケーブルマシンが必要なこともあり簡単に取り組めるトレーニングではありません。
その分、三角筋に対する効果はかなり高いものがあります。
三角筋を鍛えることで、力強さはもちろんのこと、美しいシルエットを作り上げることができます。
スポーツジムにいく機会があれば、ぜひ挑戦して欲しいトレーニングのひとつです。