腕を太くしたいなら「上腕三頭筋」を鍛えるのが良いでしょう。ただ、いくら筋トレしても上腕三頭筋は簡単に太くはならないものです。それは、上腕三頭筋が、日々様々な負荷を与えられて慣れている為と言えます。
そこでおすすめしたいのが、「ダンベルトレーニング」を利用した上腕三頭筋の筋トレ法です。ダンベルトレーニングはダンベルさえあればできる上、上腕三頭筋を発達させるのに最適な筋トレ法が数多くあります。
今回は、ダンベルトレーニングの中から、特に上腕三頭筋に刺激を与えられるものをご紹介しましょう。また、なぜダンベルトレーニングをおすすめするのか?についてもまとめていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
ダンベルトレーニングをおすすめする理由
冒頭でお伝えした通り、上腕三頭筋を鍛えたいのならダンベルトレーニングがおすすめです。ではなぜ、ダンベルがおすすめなのでしょうか?高負荷を掛けたいのなら、バーベルの方が良いはずです。
上腕三頭筋は反応しずらい
上腕三頭筋というのは、腕を自然に下ろした際、二の腕の外側に付いてる筋肉になります。その働きは、ものを押す動作全般に関与しています。
つまり、上腕三頭筋は日常生活の中で様々な負荷を与えられているのです。正直、多少の筋トレでは上腕三頭筋に対して十分な負荷を与えられません。
その点、ダンベルトレーニングであれば重量や回数を変えるだけで、高負荷な筋トレを行うこともできます。上腕三頭筋を限界まで追い込むことも可能なのです。
多方面から刺激を与えられる
上腕三頭筋は「内側頭」「外側頭」「短頭」と3つの筋肉に分かれています。つまり、一種類の筋トレで一方向からの刺激だけでは、すべての筋肉を刺激することができないのです。
その点、ダンベルトレーニングには数多くの筋トレ法が存在しています。当然、筋トレ法により刺激を与えられる部位が異なる訳ですから、3つの筋肉すべてを鍛えることも可能です。
左右バランスよく鍛えられる
上腕三頭筋というのは、利き手ほど発達しやすい傾向にあります。利き手ばかり使うのですから当然です。ただ、バーベルのような繋がった筋トレ器具では左右同じようにしか負荷が掛けられず、左右のバランスは悪いままです。
その点、ダンベルトレーニングでは左右で別々のダンベルを使用します。つまり、左右での筋力の差を感じることができる上、それぞれに必要とする負荷を与えられるのでバランスよく鍛えられるのです。