趣味にゴルフをしているという皆様、「飛距離が伸びない」というのは共通の悩みではないですか?私自身も、大学時代からゴルフを始め、飛距離が伸びずに悩んでいた時期があります。
とにかく振れば良い?フォームを見直せば良い?確かに、適切なフォームを続けることで飛距離は伸びるでしょう。ただ、さらなる飛距離アップを望むのであれば、ゴルフに必要な筋トレを行う必要があります。
今回は、ゴルフの飛距離アップに効果的な筋トレをご紹介しましょう。また、飛距離アップの基本から必要な筋肉の部位に至るまで、詳しくまとめていきますので合わせて参考にしていただければと思います。
飛距離アップの基本
ゴルフで飛距離アップを目指すのであれば、基本的なところから見直す必要があります。例えば、以下のようなポイントです。
フォームを身に付ける
ゴルフというのは、クラブをいかに素早く無駄のない軌道でボールまで運ぶのかというスポーツです。素早さは純粋な「力」となり、ボールをより遠くまで飛ばすことに繋がります。
その為にゴルフは研究し尽くされ、今のような無駄のないフォームが出来上がっています。つまり、飛距離アップの為には、まず「正しいフォームを身に付け」なければ始まりません。
練習回数を増やす
フォームが正しいからと、確実に飛距離アップに繋がる訳ではありません。なぜなら、ボールの打ち出し角度により、その後の飛距離が大きく左右される為です。高くとも低くとも飛ばないのです。
理想的な打ち出し角度はボールにインパクトする瞬間、ヘッドの角度が12〜14度とされています。こればかりは練習回数を増やすことで、体に理想的な打ち出し角度を覚えこませるしかないと言えます。
必要な筋力を付ける
「フォーム」に「打ち出し角度」、この2つを揃えることができれば、現状での飛距離は最大値と考えて間違いないでしょう。もし、それでも「飛距離が足りない」と感じるのであれば、遠くに飛ばせる筋力が足りないのです。
先述した通り、ゴルフはクラブを素早くボールまで運ぶことで、より遠くに飛ばすことができます。これは、クラブの速度とボールの初速が比例し、結果として飛距離に結びついている為です。だからこそ「速さ」は「力」なのです。
飛距離アップにおすすめな部位
現状、筋力が足りないのであれば、鍛え上げるしかありません。ただ、どんなスポーツにも必要な筋肉と不必要な筋肉が存在しています。不必要な筋肉を鍛えてしまうと、パフォーマンス自体の低下に繋がるので注意が必要です。
大臀筋
ゴルフにおいて、最も重要とされる部位は下半身です。中でも、「大臀筋」は下半身から生み出される力を上半身に伝える重要な役割を果たしています。事実、有名選手ほどお尻はしっかりしています。
大臀筋を鍛えるのなら、下半身全体に効く「スクワット」「ワイドスクワット」がおすすめです。ちなみに、大臀筋だけでなく大腿四頭筋や大腿二頭筋など広く下半身を鍛えることも重要と言えます。