きついトレーニングは姿勢が崩れがちですから、ひとつひとつの動きを丁寧に確認しながら取り組みましょう。
トレーニングの進め方
それでは、トレーニングの手順を具体的に解説します。
- フォームを整える
- 腹筋の力で体を起こす
- 足にタッチしたら体を戻す
- 数回繰り返してワンセットとし、小休憩後次のセットへ
目安の回数
1セット10回、3セットを基準にしましょう。
この回数がこなせるようになれば、少しづつ増やしていきましょう。
ただし、腰に負担がかかりやすいトレーニングでもありますので、やり過ぎは禁物です。
特に、腰を痛めている人は無理しないようにしてください。
ストレートレッグクランチのコツ
ここからは、ストレートレッグクランチを効果的に行なうためのコツを紹介します。
足はまっすぐ伸ばさなくてもいい
このトレーニングでは足を垂直に伸ばします。
ただし、このとき足をまっすぐに伸ばさず、膝を軽く曲げるくらいの姿勢にしましょう。
足を伸ばすと体をより起こす必要があり、腰への負担が大きくなります。
また、腹直筋と腸腰筋に負荷が分散し、本来の狙いとはずれてしまいます。
体を起こしたときに手で足を触れるくらいが理想です。
勢いをつけて起きない
体の勢いで足を触りにいこうとすると、動きが速くなり腰が浮きます。
これでは腹筋に正しく負荷をかけることができません。
あくまで腹筋のトレーニングであることを忘れす、腹筋を使って体を起こすよう意識して取り組みましょう。
ストレートレッグクランチは、どこでも気軽に取り組むことができるトレーニングです。
その割に負荷の高いトレーニングですから、腹筋に対して高い効果を期待することができます。
腰への負担に注意しつつも、立派なシックスパックを目指してストレートレッグクランチに励みましょう。