何気なくトレーニングに取り組むのと、目的意識を強くもって取り組むのでは、その効果に大きな違いが出ます。
そのトレーニングがどこに効果があるのか、そしてどう取り組んだらより効果があるのか頭に入れてトレーニングに取り組むことが大切です。
今回紹介するのは、「ベントオーバーフロントプルアップ」です。
三角筋に効果があるというこのトレーニングのフォームや取り組み方、効果を高めるためのコツを解説していますので、参考にしてみてください。
三角筋とは
肩周りの筋肉
三角筋は、肩のあたりにある筋肉です。
スポーツ選手が鍛えるイメージがあるかもしれませんが、実は美しいシルエットを作る上でも重要な筋肉です。
がっちりとした肩をつくることで、頭が相対的に小さく見えますし、ウエストも細く見えるのです。
三角筋の働き
三角筋は、上腕を伸展(伸ばす動き)、屈曲(曲げる動き)、内旋外旋(ひねる動き)など、上腕にまつわるあらゆる動きに関わる大切な筋肉です。
スポーツ選手がよく使う筋肉であるのはもちろんのこと、物を持ち上げたり、投げたりと日常生活でもよく使う筋肉ですから、しっかり鍛えておきたいですね。
ベントオーバーフロントプルアップの特徴
トレーニングに必要な器具
三角筋を鍛えるのに効果的なベントオーバーフロントプルアップ。
このトレーニングに必要な器具は以下のとおりです。
- バーベル
説明不要かもしれませんが、バーベルとは、両手で持てるくらいの長さの棒(シャフト)の両サイドに、重り(プレート)を取り付けて使用するトレーニング器具です。
オリンピックなどの重量挙げで使用される器具というと、イメージが付きやすいかもしれません。
物によっては高価なものもありますが、自宅でも気軽に使用することができるトレーニング器具です。
自宅で使用する場合は、床を傷つけにくくするためラバーで覆われているものを選ぶか、マットを敷いて衝撃を吸収するようにするとよいでしょう。
バーベルがない場合はこれ
三角筋を鍛えるトレーニングにはいくつかのバリエーションがあります。
バーベルはなくても三角筋を鍛えたいという方には、「サイドレイズ」をおすすめします。
サイドレイズはダンベルだけでできるトレーニングですので、比較的取り組みやすいのではないでしょうか。