大胸筋にはトレーニングの癖があらわれる
男性であれば厚い胸板を、女性ならばバストアップを。
理想のボディを目指すにあたって大胸筋のトレーニングは欠かせません。
大胸筋を鍛えるために腕立て伏せやベンチプレス、ダンベルフライといったメニューを日々こなしている方もいるかもしれません。
無論これは正しいやり方です。
しかしながら、人間はそれぞれ癖を持っており、同じ運動をしているつもりでもその人なりの動き方の癖は出るものです。
大胸筋は非常に大きな一つの筋肉であり、鍛えれば筋肉として全体的に強化され、肥大します。
しかし、その人の癖、即ち動きの傾向によって負荷が掛かる部分がアンバランスとなり、発達に差が出てきます。
これは厄介な問題です。
動きの癖によって筋肉はアンバランスに発達する
大胸筋下部ばかり肥大しているタイプ
例えば大胸筋が発達している男性の中には、上部よりも下部の肥大が大きく、女性のようなバストになってしまっている方がいます。
無論、どんなボディラインを目指すかは人それぞれで、特に女性であればその方がベターな鍛え方でもあるため、一概に良くないという判断は出来ません。
しかし、あくまで男性目線、典型的なマッチョボディを前提に考えた時にはバランスの悪さを感じます。
もしもバランスを改善したいのならば、今行っているトレーニングのフォームを改良したり、新たに大胸筋上部に効くトレーニングを導入する必要性があるでしょう。
大胸筋上部に効くトレーニングは当記事で後程ご紹介しますので、是非参考にしてください。
身体の外側ばかり筋肉が発達しているタイプ
アンバランスさで言うと、筋肉が腕や肩など外側ばかり発達しているケースも少なくないようです。
胸の内側、センターに溝が出来るくらい大胸筋を発達させたい人からすれば、この体型には不満が残ってしまうでしょう。
この場合、次のようなトレーニングが推奨されることが多いので、是非トライしてください。
腕立て伏せの応用で、手のつく位置を変えて行います。
大胸筋の内側を発達させるトレーニング
ナロースタンスの腕立て伏せ
両手のつき方以外は普通の腕立て伏せと要領は変わりません。
まずは動画をチェックしてみましょう。