肩を鍛えるにはショルダープレスやサイドレイズといった筋トレがありますが、三角筋を集中的に鍛える筋トレにアップライトローイングというものがあります。
アップライトローイングは、ダンベルまたはバーベルのどちらも使用できる筋トレであり、肩を鍛えるのにとても有効な筋トレです。
この記事では、アップライトローイングの効果、やり方、コツや注意点について紹介していきます。
アップライトローイングの効果
アップライトローイングは、三角筋や僧帽筋を中心として、肩周りを総合的に鍛えることができます。
三角筋は、肩を覆うように存在している筋肉で、肩関節の内旋、外旋、屈曲、伸展など、ほぼすべての肩関節の動作に関与しています。
日常生活においては押す動作や引く動作、テニスではバックハンド、柔道では相手を引き寄せる動作など様々な場面で使用されています。
僧帽筋は、首から肩甲骨辺りに位置し、肩を動かしたり、胸を張ったり、物を押すときに使用される筋肉です。
アップライトローイングは、肩の外旋動作も行うため、ローテーターカフが鍛えられ肩関節の安定にもつながります。
ローテーターカフとは肩周りの4つのインナーマッスルの総称です。
アップライトローイングを行うことにより、肩を多く使用する競技においてパフォーマンスが向上するでしょう。
アップライトローイングのやり方
アップライトローイングを行うにはいくつか方法があります。
ダンベルやバーベルの他に、ケーブルやチューブを使った方法もあります。
それぞれ紹介しますので、自分に合った方法で行いましょう。
バーベル・アップライトローイング
バーベル・アップライトローイングは、アップライトローイングの基本となるトレーニングです。