動き自体は単純ですが、器具を使うトレーニングですから、フォームが崩れると思わぬ負荷がかかることもあります。
正しいフォームを理解し、動きをひとつひとつ確認しながら取り組むようにしましょう。

トレーニングの進め方

ここからは、トレーニングの進め方を具体的に解説します。

1. ダンベルを用意しフォームをつくる
2. 肘の位置は耳の横あたりで固定
3. 肘をゆっくり曲げ、ダンベルを下げる
4. 肘をゆっくり伸ばし、ダンベルを元の位置へ
5. 左右それぞれ10回程度でワンセットとし、小休憩後次のセットへ

目安の回数・重量

1セット10回、3セットを基本としましょう。

トライセプスエクステンション（ワンハンド）のコツ

それでは、ワンハンドでトライセプスエクステンションを行なう場合のコツを紹介します。

バランスに注意

片手でダンベルを上げ下げする分、左右のバランスが崩れがちです。
体幹を意識してまっすぐ立ち、トレーニングに取り組みましょう。

目線の先になんらかの目印があると、姿勢も崩れにくくなります。

片手が難しい場合

片手での上げ下げが苦しい、あるいは肘がぶれてしまう場合は、ダンベルを持っていない手で肘の位置を固定するのもありでしょう。
こうすることで上腕三頭筋に正しく負荷をかけることができます。

とはいえ、片手で厳しい場合はまず両手から始めたほうがよいでしょう。

さまざまなバリエーションがあるトライセプスエクステンション。
トレーニングのマンネリを防ぐためにも、あの手この手で取り組んでいくのもありでしょう。

大切なのは、いかににして継続するか。そして、いかにして筋肉を鍛えていくかなのですから。