重量は、この回数をやりきれる程度に調整します。負荷は徐々に上げていくようにしましょう。
ナローグリップベンチプレスのコツ
最後に、ナローグリップベンチプレスの効果を確かなものにするためのコツを紹介します。
バーベルを戻す動きも大切に
バーベルを下ろすときはわりと意識して筋肉を使っていますが、戻すときには勢いよく上げてしまいがちです。
すべての動きがトレーニングにとって意味のあるものですから、バーベルを戻すときも上腕三頭筋をしっかり意識して、勢いで持ち上げないようにしましょう。
バランスに注意
通常のベンチプレスと比べて、狭い間隔でグリップを握ります。
このように持つと、バーベルがふらふらしてしまいますので、落とさないように十分注意しましょう。
グリップの間隔を調整したり、滑り止めの手袋をしたりして、バーベルのポジションを安定させましょう。
トレーニングは安全第一です。
重たいバーベルを力いっぱい持ち上げるベンチプレスは、いかにも筋肉を使っている感があり、トレーニング後の満足度は高いものになります。
もちろんそれも大切ですが、本当に大切なのは筋肉に効かせていくこと。
正しいフォームでナローグリップベンチプレスに取り組み、満足感も筋肉も両取りしたいですね。