ケーブルマシンについて
ケーブルを引っ張ってその先にあるウェイトを上げることで体に負荷をかけます。
ケーブルを上から引くタイプと下から引くタイプの二種類あります。
備え付けのピンの位置を変えるだけで簡単に重量を変更することができます。
ケーブルマシンを使用してトレーニングを行うと、筋肉が最大限に収縮するポイントまで負荷をかけることができます。
大胸筋、三角筋、上腕筋、腹直筋、大腿四頭筋など全身を鍛えることが可能です。
また、ケーブルマシンを使用して筋トレを行うと、表層の筋肉だけでなく体幹も同時に鍛えることができます。
この記事では、ケーブルマシンを使用して大胸筋を鍛えるトレーニングのやり方や効果、注意点などについて紹介していきます。
ケーブルマシンを使って大胸筋をトレーニング
ケーブルマシンは全身を鍛えることができるマシンですが、ケーブルクロスオーバーという種目では大胸筋を集中的に鍛えることができます。
大胸筋を鍛える筋トレ種目には、ベンチプレスやチェストプレス、腕立て伏せなどがあります。
これらの種目をメインとして大胸筋を鍛えている方は、ケーブルクロスオーバーを補助種目として行うと理想的です。
ベンチプレスはベンチに横になって行うため、肩甲骨の稼働が制限されてしまいます。
筋肉を発達させるためには、可動域をフル稼働して筋肉を使用することが必要ですが、ケーブルクロスオーバーを使用することでベンチプレスの弱点を補うことができます。
ベンチプレスを行った後に、最後の追い込みとしてケーブルクロスオーバーを行うと効果的です。
また、ケーブルクロスオーバーは肩甲骨を自由に動かせるため、大胸筋をストレッチしやすいというメリットもあります。
さらに、角度を変えることで、効かせる部位を変えることも可能です。
ケーブルクロスオーバーのやり方
ケーブルマシンはケーブルを留めている滑車の位置を変えることができます。
滑車の位置を上にセットするとケーブルを上から下に引くことになり、大胸筋の下部に効かせることができます。