V字クランチの取り組み方
それでは、V字クランチにおける体の動かし方をもう少し具体的に確認しましょう。
- フォームをつくる
- 脚を曲げて浮かせる
- 腰を固定し、へそを見るイメージで体を起こす(息を吸う)
- 体を起こす際に脚を近づけてもよい
- ゆっくり戻す(息を吐く)
- 数十回を1セットとし、小休憩後次のセットへ
目安の回数
1セット15回程度、3セットを基本としましょう。
通常のクランチよりハードですので、そのあたりも考慮しましょう。
V字クランチのコツ
最後に、V字クランチのトレーニングをより効果的なものにするためのコツを紹介します。
体を起こしすぎない
あくまでクランチ運動ですから、体を完全に起こしてはいけません。
へそを見るようなイメージで、腹筋に効かせながら軽く起こしましょう。
腰を起点にして手足をV字に曲げる「V字腹筋(V字シットアップ)」もありますが、それとは別物です。
首を曲げすぎない
手を頭の後ろに置いていると、体を起こすときについ力が入り、首が曲がりすぎてしまいます。
痛めてしまう可能性がありますので、手にはあまり力を加えないようにしましょう。
V字クランチは、ややハードな自重トレーニングです。
腹筋の中でも特に腹直筋に効果のあるトレーニングですので、ジムにはいけないけどシックスパックを目指したいという方は、ぜひ取り入れて欲しいトレーニングの1つです。