ウエイトリフティングで瞬発力を効率良く養うためにも、できれば専用のシューズ着用は欠かしたくないところです。
股関節や肩関節周辺の安定感が増す
ウエイトリフティングは地面近くまで深く座り込む姿勢を多用します。例えば重たいバーベルを使用してスクワットクリーンを行うときなどに、膝をしっかり曲げて座り込みます。
地面近くまで深く座り込んだ際に懸念されるのが、足首関節の硬さにより腰や背中が曲がってしまうことです。足首関節が硬いとどうしても膝が上を向いた体勢で座り込むことになり、体がやや後方に傾き腰や背中が曲がる、という悪循環が生じてしまいます。
ウエイトリフティング専用のシューズは踵がかなり高く作られているので、地面近くまで深く座り込んだ際に足首をあまり曲げる必要がなく、膝の向きも上でなく前方方向に向けることが可能です。
おすすめのウエイトリフティングシューズ3選
[アシックス] ウエイトリフティングシューズ727 TOW727
スポーツ界でさまざまな競技用シューズを販売している大手メーカーのアシックス。ウエイトリフティングにおいても専用シューズを販売しています。
他のメーカーのウエイトリフティングシューズよりもやや幅を広めに作っており、比較的に日本人向けの形だといえるでしょう。価格もやや低めに設定されているので、ウエイトリフティング初心者におすすめです。
[イノヴェイト] inov-8 ファーストリフト 325
ウエイトリフティング専用シューズとして人気が高まっているブランドのひとつ、イノヴェイト。価格がとても低く設定されており、購入のしやすさならダントツです。踵も高く作られており、ウエイトリフティングの動作にもしっかりと対応できます。
ウエイトリフティングをスタイリッシュに楽しみたい方にピッタリのシューズなのではないでしょうか。
2013 Pendlay do-winクロスフィットウエイトリフティングShoes
ウエイトリフティング専用のシューズとして人気が高いdo-win。メッシュ構造が多用されており。通気性に優れています。踵部分のデザインが特徴的で、機能性も高いです。
踵回りをしっかりと保護する形状となっており、ウエイトリフティング特有の激しい動作にも安心して対応することができます。
ウエイトリフティングシューズ使用に際し注意しておくべきこと
ウエイトリフティング専用のシューズを購入する際は、実際の足のサイズよりもやや大きめくらいのものを選ぶことをおすすめします。余裕がありすぎるものでもなく、完璧にピッタリフィットしているものでもありません。
シューズのサイズが大きめでブカブカだったり、ギリギリのサイズだった場合、上手く地面を足で蹴ることができなくなる可能性があるからです。足の指が自然と動かせるくらいのサイズがちょうど良いでしょう。
また、ウエイトリフティング専用のシューズは、ウエイトリフティングのトレーニング以外ではなるべく履かないようにしましょう。特にランニングやウォーキングなどの時に使用してしまうと、膝や足首などの関節や踵を痛めてしまう可能性があります。
ウエイトリフティング以外で専用シューズを履いてしまうと、シューズそのものが傷んでしまうこともあります。トレーニングを末長く楽しむためにも、自身の体や道具は大切に扱うように心がけましょう。