もちろん自身が行おうとしているトレーニング種目に、しっかり見合った長さのものであることも必須条件です。トレーニングを行う際の手の位置などを確認しておく必要があります。
握ってみて違和感のない太さを選ぶ
バーベルシャフトを選ぶ際、長さと同様に重要な選択ポイントとなってくるのがシャフトの太さです。太すぎると力が入りにくくなり、細すぎると逆に余分な力みが生じてしまいます。
筋トレの中で特にバーベルを引き上げる動作を行う際、握る手に力が入ることがよくあります。手の余分な力みはパフォーマンスを下げてしまうだけでなく、正しい筋肉の成長も阻害してしまう可能性があります。
高重量を扱うことに適した太さのバーベルシャフトや、操作性を優先させてやや細くなっているバーベルシャフトなど特徴はさまざまです。自身の筋トレの目的や体格に合わせて選択するようにしましょう。
ローレットの状態を確認しておく
バーベルシャフトを選ぶ際に、長さや太さという部分以外に注意しておかなくてはいけないポイントがローレットです。ローレットとは、バーベルシャフトの握る部分にギザギザと刻まれている滑り止めのことをいいます。
ローレットはメーカー各社により、刻み方や仕上がりに差があります。刻みが浅い、またはローレット加工がない場合は握った感触が弱く、滑りやすくなる可能性があります。逆に刻みが深すぎて痛みを感じるくらいだと動作に影響が出てしまうかもしれません。
バーベルシャフトを握った感触の善し悪しは手の力の入れ具合につながり、筋肉の使い方や体勢の作り方などトレーニングフォームに大きな影響を与える重要な要素です。
実際にバーベルシャフトを選ぶ際はできれば一度実物を直接触ってみて、長さや太さなど形状の様子、ローレットや重さなど手に取ってみた感触などを確認したほうがいいでしょう。
自身のトレーニングに適したバーベルシャフトを選択する
IROTEC(アイロテック) レギュラー バーベルシャフト
一般的なフリーウエイトトレーニングにおいて主に使用されている、直線型のバーベルシャフトです。BIG3と呼ばれるスクワットやベンチプレス・デッドリフトの基本的なフォームを習得する際は、直線型のバーベルシャフトが適しています。
IROTEC(アイロテック) レギュラーWバー
Wバーは、アームカールなど腕の筋肉を鍛えるためのトレーニング種目で主に使用します。バーをにぎった際に手首の方向を自然な形にすることができ、筋肉の伸展・収縮などフォームや動作に好影響を与えます。
IROTEC(アイロテック) レギュラー トライセプスバー
上腕三頭筋や上腕二頭筋を鍛えるトレーニング種目に特化した器具です。例えばフレンチプレスを行うときは大抵の場合ダンベルなどを使用しますが、トライセプスバーであれば縦に握って自然なフォームで動作を行うことができます。