減量のピークである計量時の、まるでエイリアンのように腹筋がえぐれた映像が衝撃的でしたが、CGなどのごまかしは一切ない状態なのだとか。
伊勢谷友介さんは一体どのようなダイエットを行っていたのでしょうか。
1日の総カロリーはなんと250kcal
伊勢谷友介さんのもともとの体重は67kg。それを撮影前に1週間かけて10kg落とし、57kgにしたそうです。
その方法とは、1日の総摂取カロリーを250kcalに抑えるというもの。
体重が67kgある30代男性の基礎代謝量(心臓の動作や呼吸など、生命維持のために最低限必要なエネルギー量)がおよそ1500kcalということから考えると、かなり危険なダイエットであることが分かります。
減量ピーク時の1日に許された食べ物は、キウイとレモン1個ずつのみ。
その状態でサウナに入り、水分を絞りとるのです。
伊勢谷さんいわく、減量時は体がずっとしびれたような状態で、夜も体が熱くて全然眠れなかったとのこと。
歩くときも感覚がおかしくて、立ちくらみがしていたそうです。
減量中も役づくりのために筋トレ
役づくりのために、まさに生きるか死ぬかのダイエットに臨んでいた伊勢谷友介さんですが、力石徹は天才ボクサーなので筋肉を落としてはいけないという難題があります。
それなので、伊勢谷友介さんは過酷なダイエットに励む傍ら、筋トレも着々と行っていました。
その方法は、腹筋や背筋といった自重トレーニングを30分続けるというもの。
矢吹ジョー役の山下智久さんと同じ内容のトレーニングですが、「あいつが頑張っているから俺も!」というふうに、お互いに刺激し合って続けたそうです。
伊勢谷友介さんの役者魂にひたすら感服
伊勢谷友介さんは、まさに死の淵を見るようなダイエットを力石徹になりきるために行い、その結果非常に説得力のある映像ができあがりました。
伊勢谷さんはこのダイエットを監督などに強制されたわけではなく、自発的に行ったのだそうです。
「力石徹役だからと、ごく自然な流れでやった」(要約)とのこと。
そんな素晴らしい役者魂を持つ伊勢谷さんは、ほぼ毎日ツイッターで自身のつぶやきを発信しています。
あれはね、極端な体に悪い減量の時だけ。体を思いっきり動かしているから、筋肉がついて、カロリーを消費できるんだよ。“@tamutiiin: @Iseya_Yusuke
あしたのジョーで250kcal以下の食事制限されてた時って何を食べてましたか?
ダイエット食を教えてください”— 伊勢谷友介 《座右の銘☞挫折禁止》 (@Iseya_Yusuke) February 2, 2015
内容はやはり仕事のことが多いですが、ときにはフォロワーからのこんな質問にも丁寧に返信しているみたいですね。