自宅にトレーニング器具を用意する際、みなさんはどのようか観点で購入するのでしょうか。
傍目にはその違いが分かりにくいトレーニング器具ですが、値段だけで選ぶと「安物買いの銭失い」になることも。
今回は背筋を鍛えるのに便利な「チンニングスタンド」について、使い方や選び方を解説します。
チンニングスタンドとは
チンニング=懸垂
チンニングとは「懸垂」を指します。
説明するまでもないかもしれませんが、懸垂とは鉄棒やバーなどにぶら下がり、体を上下させる運動のこと。
誰しも一度はやったことのある運動ではないかというくらい、なじみのあるものです。
その懸垂をするためのスタンドですから、チンニングスタンドとは鉄棒のように、体をぶら下げる器具のことをいいます。
チンニングで鍛える筋肉とは
チンニングで鍛える筋肉というと、多くの方は上腕二頭筋を思い浮かべるかもしれません。
しかし実際は、広背筋を中心に、僧帽筋や三角筋など、背中の筋肉が鍛えられるトレーニングなのです。
トレーニング初心者では背中の筋肉にはそこまで注目していないかもしれませんが、筋肉の盛り上がった背中は、はたから見てもほれぼれするもの。
しっかり筋肉をつけて、たくましい背中を作り上げたいものです。
チンニングスタンドを購入するメリット
自宅で手軽にチンニングができる
チンニングはぶら下がる場所さえあればどこででも取り組むことができるトレーニングです。
ですから、どうしても器具を用意しなければならないトレーニングではありません。
とはいえ、あたりを探してみても、鉄棒など適切なバーが用意されている場所は案外少ないのではないでしょうか。
小さな公園には遊具を置かない傾向もありますし、学校の校庭なら設置されていますが、部外者が入ることはできません。
その点、自宅であれば心置きなくトレーニングをすることができます。
初心者にもおすすめな自重トレーニング
チンニングは、自重トレーニングに分類されます。
自重トレーニングとは、自分の体重で筋肉に負荷をかけていくトレーニングのこと。
腹筋運動の「クランチ」や「シットアップ」などもこれに含まれます。