心拍数の変化を意図的に激しく

なぜこれで心肺機能が高まるのかと言えば、心拍数の変化を利用しているから。
速いペースで走ることで、心拍数は上昇します。
ペースを落とせば当然心拍数は減少していくのですが、この変動を繰り返すことで、一回でより多くの血液を送り出すことができるようになります。

血液をたくさん送り出すということは、酸素をたくさん送り出すということ。
持久系のスポーツに取り組むアスリートの心拍数は少ないという話を聞いたことがあるかもしれませんが、まさにそういった機能が高まっていることを示しています。

インターバルトレーニングは、スピードをつけるというよりは、スタミナを付けるためのトレーニングです。
タイムよりしっかり走りきるだけの体力をと考える段階のランナーにおいて、積極的に取り組んでほしいトレーニングです。
長距離走をする男性

インターバルトレーニングの取り組み方

適切な距離、時間の設定

インターバルトレーニングは負荷の高いトレーニングです。
成果を急いで求めようとして、初めから負荷の高い方法で実施してしまう方もいらっしゃいますが、それはケガのもとです。
最初はインターバルトレーニングになれるところから始めていきましょう。

例えば、遅く走る部分の距離や時間を長めに取ることで、トレーニングの強度を落とすことができます。
あるいは、速く走る部分でそこまでペースを上げすぎないという方法も考えられますね。

ある程度スタミナが付いてきたと実感できた段階において、スピードを上げたり、インターバルを短くしたりして、徐々に強度を高めていきましょう。

基礎体力が必要

普段から運動をしていないような人が、いきなりインターバルトレーニングを始めたとしても、それは失敗の元です。
まずは普通に走れるだけの体力を養う必要があります。

例えば、より負荷の少ないウォーキングから始めるのもいいでしょう。
ちなみに、ウォーキングであってもスピード差をつけることでインターバルトレーニングになりますので、マラソンデビューする前段階としてはなかなか優秀なトレーニングなのです。
ランニング中の男性
一歩上のランナーを目指す上で、ぜひ知っておいていただきたいインターバルトレーニング。
このトレーニング方法をマスターすれば、今までたどり着けなかった景色に出会えるかもしれません。

  

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