ダッシュするスポーツマン

足が速くなる為の基礎知識とトレーニング方法

 

足が速くなる為に必要なこと

一斉にスタートを決める選手たち

足が速くなりたいという願望を持つ人は多いです。
「趣味のランニングで自己ベストタイムを更新したい」という人もいれば、プロのサッカー選手で「突破力をレベルアップさせるために走力を上げたい」というようなケースもあるでしょう。

陸上選手だとしても短距離か、中距離か、長距離か、或いは跳躍競技の助走のことなのか、皆さんが思う足の速さはそれぞれです。
ここでは整理するために、誰もが共感しやすい「足の速さ」である運動会の徒競走で勝てる走り方をテーマに設定してお話します。

運動会の徒競走で勝つために

運動会の徒競走

運動会の徒競走といえば、50〜100mくらいを6〜10人くらいで、走力に関係なくランダムに分けられたグループが競い合う、といったような形が一般的です。

これを読んで参考にする方は親御さんか、スポーツ少年団のコーチといったところになるでしょうか。
とすると、走る子供たち教えるべきことは細かいタイムを削る技術的なところよりも、単純にスピードの出る走り方、鍛えるべき箇所をまとめた方がニーズに合致するでしょう。
早速チェックしていきましょう。

大きな腕の振り、大きなストライドを意識する

ベースを駆け抜けるランナー 野球

例えば野球のベースランニングでは各ベースを踏みながら四角形の形を走るので、細かいステップや急減速、鋭角なコーナリングなどを求められます。

かたや徒競走は直線を駆け抜けるだけです。
リレーともなればオーバルのコースを回ることになるのでしょうが、ここは素直に直線でスピードが出る走りを考えてみましょう。

まずは、大きな腕の振り、大きなストライドを意識しましょう。
早く走ろうとするとつい肩に力が入ったり、強く地面を蹴ることばかりに気持ちが傾き力が入ってしまいます。そうすると可動域も狭くなり、小さな走りになります。
無論、ただ大股に走れば良いという訳ではありません。大きなストライドが必要なのは、前に進む際になるべく多くの距離を確保するためです。

大きな腕の振りを体得するトレーニング

大きな腕の振りを体得するために、まず大きく肩の関節を回してみましょう
両手を一緒に、耳の後ろから前に大きく回す動きを30回ほど繰り返します。

実際の徒競走では、腕は回さずに前後に振りますが、可動域を広げてスムーズな動きにするためのトレーニングだと思ってください。

大きなストライドを養うトレーニング

足に関しては、立ち幅跳びを行いましょう。
意識して欲しいのは大きく腕を振って、深くしゃがみ込み、思い切り手を前に降り出しながらなるべく前に飛ぶようにジャンプすることです。

動きは素早く行いましょう。腰を前に移動させるイメージを身につけてください。

着地の反動で跳ねる

次のポイントは足が地面に接地する時間を出来る限り短くすることです。

ベタベタ足をつくのではなく、弾むように走るために、地面に足をつく時に得られる反動の力を利用して、次のステップを行う癖をつけます。
そのためのトレーニングがその場での両足ジャンプです。

着地した時に、膝や足首でショックを吸収するのではなく、棒のように固定して、反動を利用して次のジャンプを跳び、またジャンプ。この動作を繰り返します。
アフリカの現住民族がするようなジャンプと言えば分かりやすいでしょうか。

     
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