ハイインパクトは、ジャンプのように両足が床から離れ体が床から浮いているものです。
初心者向けのプログラムはローインパクトを中心として構成されているので、ローインパクトで使用されるステップを紹介していきます。
マーチ
エアロビクスの最も基本的な動作です。音楽に合わせてその場で足踏みをします。
ポイントは毎回膝をしっかりと上げることと、かかとから足を上げてつま先からおろすことです。
ウォーキング(前4つ)
ウォーミングアップでよく使われるステップです。難しい動きはなく、前後に歩いて4歩目でタップして拍手します。
音楽に合わせて背筋を伸ばして行いましょう。
ステップタッチ
エアロビクスの基本となる横の動きです。
足を閉じるときは膝を軽く曲げて重心を低く保ちましょう。足を開くときは膝を伸ばして重心を高くします。
足の動きだけだと簡単ですが、これに手の動きが加わると難しくなります。
- 両手を腰に当てる
- 右足を横に開き、左足を右足につけるように動かす
- 左足を横に開き、右足を左足につけるように動かす
- 上記を繰り返す
Vステップ
足の軌道がVの字を描くステップです。
手は腰に置いたり、斜め上方に伸ばしたり、様々なバリエーションがあります。
足を戻す際には足を閉じるようにして、中途半端に開いた状態にならないようにしましょう。
- 右足を右斜め前に踏み出し、かかとで着地する
- 左足を左斜め前に踏み出し、かかとで着地する
- 右足、左足の順に元の位置に戻す
- 上記を繰り返す
エアロビクスの注意点
インストラクターの動きについていけない
初心者の方はインストラクターのリズミカルな動きについていくことが難しいかもしれません。
はじめはうまく動けないのも当たり前ですので、恥じることなく少しずつステップを覚えていくようにしましょう。
多くのクラブでは初心者用のプログラムが用意されていますので、自分に合ったプログラムに参加するようにしましょう。
また、家に帰ってステップの復習をしたり、DVDを見て練習するのもいいかもしれません。
ストレッチを行う
特に普段あまり運動をしていない人は、エアロビクスを始める前に、準備運動として必ずストレッチを行いましょう。
ストレッチを行って体を準備しておかないと、肉離れや捻挫などが生じる場合があります。
怪我の予防のために全身のストレッチをしっかり行いましょう。
しっかりと水分補給を行う
エアロビクスは30分以上動きますので、たくさん汗が出ることになります。
特に、暑い季節は熱中症になる危険性もあります。脱水症状に気をつけてこまめに水分補給することが大切です。
まとめ
以上、エアロビクスの効果やプログラム、注意点について解説してきました。
エアロビクスが人気の理由は、みんなと一緒にやるから楽しいというものです。
筋トレやジョギングは基本一人で行いますが、一人で行うと長続きしないケースが多いです。
しかし、エアロビクスのスタジオに通って知り合いができることによって、楽しく続けることができます。
今まで運動やダイエットが長続きしなかった方も、近くのスタジオで始めてみてはいかがでしょうか?