普通の人たちは、広告で成果をアピールするためにダイエットをするのではありません。
安全な方法で長期的に維持していくことのほうが、圧倒的に意味があることですよね。
大切なのは体重よりスタイル
2点目は見た目の問題です。
筋肉より脂肪が重たいということは、同じ体重であっても筋肉がある人のほうが引き締まって見えるということになります。
ダイエットというとつい体重ばかりを追い求めてしまうのですが、そこは本当に最重要のポイントなのでしょうか。
ぽっこりしたお腹を引き締めたい。
たるんだお尻をなんとかしたい。
ダイエットの動機はそんなところがスタートではないでしょうか。
筋肉をつけない限り、体が引き締まった印象を与えることはできません。
そもそも、日常生活で他人の体重を聞くことなんてまずありませんよね。
一方で、体型は常に目に触れる部分です。
大切にするべきはどちらなのか、言うまでもなく明らかでしょう。
体脂肪率を意識してダイエットに励もう
ダイエットをする際には、目先の体重ではなく、体脂肪率を意識して取り組むと長期的にその効果を実感しやすくなります。
最近では、体重と体脂肪率などのデータをすぐに取ることができる体組成計も、随分安く購入できるようになりました。
成人女性であれば、体脂肪率20%程度が標準とやせ型の境目になります。
このあたりを目指すイメージで、トレーニングに励んでみてはいかがでしょうか。
ダイエットにオススメの筋トレを紹介
手軽にできること、気になる箇所の引き締め効果があることのポイントに、ダイエットに効果的な筋トレを紹介します。
ステップアップ
ちょっとした台があれば取り組むことができます。もちろん階段でもOK。
大臀筋、つまりお尻を引き締めるのに効果的なトレーニングです。
- 椅子や木箱など、台を用意する
- 片足の前半分を台に乗せる
- 重心がブレないよう、台に上る
- 3よりゆっくりな動作で、台から降りる
- 2〜4の動作を、左右交互に20回3セット繰り返す
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クランチ
いわゆる腹筋運動ですが、ポイントは体を完全に起こすのではなく、へそを見るイメージで体を起こすこと。
たるんだおなかに効果が高いトレーニングです。
- 床に仰向けに寝そべり、体を伸ばす
- 膝を90度くらいに折り曲げる
- 手は後頭部、胸などに固定
- 胸から上だけをへそを見るイメージで起こす
- ゆっくり倒して元の位置へ
【関連記事】クランチ(腹筋)の正しいやり方とは?腹筋の筋トレ方法解説
筋トレはダイエットに良くない。
そんな風評に惑わされず、適度に筋肉をつけて美しいスタイルを目指していきましょう。
過度な食事制限によるダイエットは、精神的にもよくありませんからね。