それは、筋肉においてアミノ酸やグルコースの取り込みを促し、筋肉を大きくするのを手助けする役割です。
摂取したプロテインや、筋肉づくりの主力となるアミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンのBCAAの効果をより高めてくれると考えておくとよいでしょう。
粉飴の摂取方法
長時間トレーニングの栄養補給に
粉飴は水に簡単に溶けますから、ご飯やパンと違って短時間で炭水化物を補給することができます。
さらには、多糖で浸透圧が低いため、腸から素早く吸収され即効性の高いエネルギー源となります。
吸収が早いという粉飴の特徴を活かし、長時間運動する際のエネルギー補給に用いられることはよくあります。
いわゆるスポーツドリンク、カーボドリンクを摂取するのと同じですね。
プロテインなどとの併用が効果的
ほかには、プロテインやBCAAなどとの併用もおすすめされます。
炭水化物の摂取が筋肥大を促すことは先ほどお話しました。
ただし、あくまで促すだけですから、筋肉を構成するタンパク質そのものがないことにはどうしようもありません。
プロテインドリンクに粉飴を溶かしておけば、味はともかくとしてかなり効果的な筋トレドリンクの出来上がりです。
「筋肉のゴールデンタイム」と呼ばれるトレーニング後30分以内、トレーニング前に食事を取れていない場合は、そのタイミングで摂取してもよいでしょう。
あまり耳馴染みでない粉飴について紹介しました。
甘そうなネーミングとは対照的に、本格的にトレーニングに取り組んでいる方におすすめできる食品です。
粉飴を含め、炭水化物の重要性について今一度見直してみましょう。