かつてはキツい種目と認識されていたスクワット
今やダイエットに適したエクササイズとしてすっかり定着したスクワット。
ひと昔前は、スクワットと言えばハードなトレーニングメニューの代表格でした。
例えばプロレスラーが鍛錬のためにスクワットを1000回やった、などという噂がまことしやかに囁かれ、それこそ女性が率先してやるようなイメージのない、アスリート寄りのメニューとの認識が一般的でした。
そして恐らく、種目名も単なるスクワットではなく、ヒンズースクワットとして知られていました。
ヒンズースクワットの由来
それにしても、何故ヒンズースクワットというヒンズー語と英語が混じった単語なのでしょうか。
これには諸説ありますが、一説にはインド出身のプロレスラーの方が日本に持ち込んだトレーニングのためと言われています。スクワット自体にプロレスのイメージが強いことも頷けますね。
基本のスクワットとヒンズースクワットはやり方が違うため、当然ながら効果のある部位も異なります。
まずは基本のスクワットから確認していきましょう。
基本のスクワットのやり方
まずは基本のスクワットのやり方を確認していきましょう。
①直立し、肩幅より広めのスタンスをとる
足の先は真っ直ぐではなく、少しだけ体の外側に向けましょう。
手の位置は次のいずれかにしましょう。
- 腰に置く。
- 前に伸ばすか、胸の前にクロスして組む。
- 頭の後ろで組む。
もし初めてスクワットにトライする方は、足をより広げたほうが動きやすくなります。
②息を吸いながらゆっくり腰を落とす
太腿と床とが平行になるように意識しながら、腰を下ろしてください。
下ろした時に膝小僧がつま先よりも前に出ないように気をつけましょう。
腰を下ろすというよりもお尻を後ろに突き出すようにすると膝に負担が掛かりませんし、ヒップアップ効果にも期待出来ます。
背中は地面に対して垂直に立つようイメージして行いましょう。
背中が猫背状態になるとトレーニング効果が半減してしまうだけでなく、腰を痛める原因になってしまいます。
③息を吸いながら、体を元の位置に戻す
ゆっくりと体を起こします。
素早くする必要は全くありません。
太腿やお尻の筋肉に意識を傾けて負荷を感じられたなら、正しいスクワットを行なえています。
動画で確認!基本のスクワットのやり方
では、基本のスクワットについて動画でおさらいしましょう。
基本のスクワットの設定回数について
設定回数に関して大事なのは、自分の限界まで追い込むことです。
もう無理だ、と思ったところからあと+1回行ってください。