陸上経験者を中心に、走り方を改善することで走力をアップするという、真正面から問題解決を目指すビジネスも盛んになってきています。
これに関しては、非常にロジカルで信用出来るものであり、手を出しやすいものだと言えます。
実際、最近はスポーツ塾のようなものが児童教育シーンではかなり盛んになってきており、元プロや一流アスリートだったコーチから基礎的な運動を学べるようになったりなど、きちんと身につくメソッドして定着しつつあります。
これに関してはコーチの質や好みにもよりますが、体験授業や事前に動画、資料などを調べて学ぶのであれば、心配する可能性も低く、足を速くすることが出来そうです。
自分に必要な「足の速さ」を見極める
競技的な「足の速さ」の違いについて上でも多少触れました。
そういったことを踏まえながら、実質的な「足の速さ」をを上げていこうという考え方もあります。
例えば陸上の短距離、徒競走だとするとスタートの成否で結果が決まってしまうケースが目立ちます。ここは差をつけるポイントでしょう。
野球で盗塁を成功させたい場合、陸上のスタートとはかなり違うので、ピッチャーの間合いなどを学ばなければいけません。そこがうまく出来れば盗塁の成功率が高まるでしょう。
サッカーでFW選手が独走してゴールを決めるようなことがありますが、これも走力だけで実現出来ているものではなく、相手DFの隙をついて自分一人がDFラインの裏をかいて独走するという、ある種のスタートダッシュです。
いわゆる走り方を改善していく王道的な走力アップ手段はやるべきとは思いますが、それだけが全てではないということです。
自分に求められる「足の速さ」を理解して、手段を選んでいきたいものです。
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