まずは、二の腕を引き締めるのに効果的な「フレンチプレス」から。
このトレーニングでは、主に上腕三頭筋と呼ばれる、二の腕のたるみが出やすい部分の筋肉を引き締めます。
- ベンチ、イスなどに背筋を伸ばして腰かける(直立でもOK)
- ダンベルを持つ
- 両手でつかみ、後頭部やや上まで持ち上げる
- 肘の位置を固定したままゆっくり曲げ、ダンベルを下げる(息を吸う)
- 肘をゆっくり伸ばし、ダンベルを元の位置へ(息を吐く)
- 10回程度をワンセットとし、小休憩後次のセットへ
ダンベルがなければ、水の入ったペットボトルでも構いません。
おなかを引き締めるシットアップ
続いては、こちらも脂肪がたまりやすいおなかを引き締めるのに効果的な「シットアップ」です。
このトレーニングでは、お腹正面の腹直筋、脇腹の腹斜筋、内部の腹横筋を引き締めます。
- 床に仰向けに寝そべり、体を伸ばす
- 膝を90度くらいに折り曲げる
- 手は後頭部、胸などに固定
- 腹筋を意識し体を完全に起こす(息を吸う)
- 体をゆっくり倒す(息を吐く)
- 20回程度を繰り返してワンセットとし、小休憩後次のセットへ
いわゆる腹筋運動ですが、フォームが崩れないよう丁寧に取り組みましょう。
お尻から太ももを引き締めるスクワット
最後に紹介するのは、パンツや短めのスカートを履くと気になる、お尻から太ももを引き締める「スクワット」です。
このトレーニングでは、大殿筋、大腿四頭筋などを主に鍛えます。
- 直立する
- 手を真っ直ぐ正面に伸ばす
- お尻を突き出すように腰を落とす(息を吸う)
- ゆっくり戻す(息を吐く)
- 15~20回を1セットとし、体力に合わせて数セットこなす
楽にこなせるようになってきたら、ダンベルを持って強度を上げるなどの工夫をしましょう。
筋トレにより体質改善を進めれば、過度な食事制限による苦痛を味わう必要はありません。
食べたいものを食べ(もちろん限度はありますが)、適度に筋トレに励んで理想のボディを手に入れましょう。