気になるお腹まわりの脂肪
お腹まわりの脂肪が気になる人は多いでしょう。
締まった腹筋に憧れながらも「筋トレは苦手」また「日常的なトレーニングが面倒臭い」などと、トレーニングに踏み切れない人もいるのではないでしょうか。
美しい体のラインを作るためには筋トレと有酸素運動は欠かせません。しかし、足繁くジムに通ったり、自宅で地道に自重トレをしなくても、十分な筋トレや有酸素運動が出来ていれば腹部の脂肪は撃退できます。
なかでもおすすめはウォーキングです。
効果的なウォーキングをすれば、同時に腹筋も鍛えられるのです。
ポイントは歩くときの姿勢。歩いている時間をトレーニングに変えることが出来るのですから、効率的ですね。
自分の歩いている時の姿勢をチェック。腹筋を使って歩くことの重要性
まずは普段の歩き方を意識してみましょう。
以下は意識せずに歩いた場合の一般的な姿で、腹筋が使われていない歩き方の典型です。
腹筋を使わずに歩いているケース①
- 腰が落ち気味で歩いている。
- 膝が曲がったまま歩いている。
このような歩き方は、全体的に緩い印象を受けるのではないでしょうか。
正に、この時の腹筋は弛緩しており、だらしないと言っていい状態です。
腹筋を使わずに歩いているケース②
次に紹介するものもNGのパターンです。
- 腰が反ってしまっている。
- 重心が前に偏ってしまっている。
一見すると「姿勢が良い」と見られがちなこれらの歩き方。
実際に、学校で指導する「正しい姿勢」では、これらの歩き方が良しとされるケースもあります。
しかし腹筋的に見れば正しい使われ方ではありません。これらの歩き方では背中が身体を前に押し出してしまっているので、無理にこの姿勢をキープしていると腰痛になる恐れさえあります。前者はともかく、後者は良い姿勢として認識されていることも多いので注意が必要です。
腹筋を使って歩けばそれだけでダイエット効果。正しい姿勢は「真っ直ぐ」
では、続いて正しい姿勢、つまり腹筋をきちんと使った歩き方についてチェックしてみましょう。
腰を反ったり膝を曲げたりすることなく、頭の上に引き上げるような、そんなイメージを持ってください。
- 腰から頭の頂点までが、真っ直ぐに伸びている。
- 膝は無理なく、自然に伸びている。
正しい姿勢で歩くと、腹部のインナーマッスルを無意識に使えます。