チートデイとは?
チートデイとはダイエットにおける停滞時を解消する方法の一つです。正しく行えば体重のさらなる減少が見込めますが、そのためには停滞の原因を見極めチートデイを行うべきかどうかしっかりと判断する必要があります。
なぜならダイエット時の停滞期については色々な原因が考えられるため体重が減らないからと言ってチートデイを行うと全くの逆効果になってしまうからです。
またダイエットの失敗としてあげられるやけ食いとは全く違うので、この記事でチートデイをしっかりと理解し体重を効率的に減少させましょう。
ダイエットの停滞期
停滞期について
まずはなぜダイエットにおいて停滞期が起こるのかをご説明します。
人間の体には「恒常性」という性質があります。暑ければ汗をかいて体温を下げようとしたり、寒い時は体を震わせて体温をあげようとします。このように外部の状態に関わらず一定の状態に生体を保つ働きをします。
食事制限などで体重を減らし続けると体は餓死するのではないかという危機感を感じ、恒常性を働かせ体を省エネモードに切り替えます。つまり代謝が落ち、今までと同じような食事制限では体重が減らなくなってしまうのです。
この時にあえてたくさん食べることにより、餓死するのではないかと感じている体を誤魔化すのがチートデイです。
チートデイをすべき人
食事制限で体重が減らなくなってしまった人
正しい食事制限を行なっていて順調に体重が落ちていたのに、1〜2週間体重が全く減らなくなった(=停滞期)という人はチートデイを取り入れて見ることをお勧めします。
しかし食事制限を行なっていても、体脂肪率が肥満とされる基準にある方はチートデイを行わず食事の仕方を見直してみましょう。それだけで体重が落ちる可能性があります。
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チートデイをすべきでない人
食事が極端に偏っていて体重が減らなくなってしまった人
「○○だけダイエット」やカロリーバーなど栄養が極端に偏ったダイエットをしている人の場合は、栄養が足りずに体重が減らなくなっている可能性があります。
この場合は食事のカロリーだけでなく栄養バランスがしっかりと取れているか確認し、足りない栄養素をまず補うようにしてください。
チートデイとは恒常性が働いて停滞期を起こしている体に効果がある方法なので、栄養が足りずに痩せなくなっている時にチートデイを行うと全くの逆効果になる恐れがあります。
チートデイを行うコツ
1週間に1度
チートデイは基本的には1週間に1度行うようにします。チートデイ以外の食事制限がきちんとできているならチートデイの翌日は体重が食べた分増えてしまったとしても、それ以降は減っていくはずです。