筋肉痛は早く治しておいたほうがいい
筋肉痛は、筋トレ初心者の方が初めて筋トレに取り組んだときに起こってしまうイメージがあります。筋力があまり強くない方などが頑張り過ぎた後に起こることもあるでしょう。
軽度の筋肉痛であれば短期間で回復することもありますが、重度の筋肉痛となると、人によっては痛みがとれるのに1週間以上かかることもあります。
長期間痛みが続いてしまうと、筋トレを行なうことでダイエットや体力強化など、何か目標に向かい行動している方には辛いハンデとなってしまいます。
せっかく変わっていく自身の体を楽しみに筋トレを続けようとしていても、辛い筋肉痛が原因でモチベーションが下がってしまうのはとてももったいないことです。
行動を抑制してしまうような筋肉痛は早く治してしまうのがベスト。筋肉痛に関する知識を身につけ、早く回復できるよう事前に準備しておきましょう。
なぜ筋肉痛は起きてしまうのか
筋肉を痛めている状態とは?
筋肉痛とは、書いている漢字のとおり筋肉に痛みが生じている状態のことです。運動の初心者が初めて筋トレを行なった後や、筋力があまり強くない方が突然高い負荷の運動などを行なうことにより引き起こされます。
多くの場合は自身の運動能力・筋肉が持っている許容量を超えたときに起こり始め、運動が終わった後、数時間から数日間が経過してから筋肉の痛みが現れてきます。
時間がある程度経った後に起こる筋肉痛のことを遅発性筋痛といいます。一般的に運動後起こってしまう筋肉痛です。
筋肉痛のメカニズム解説
筋肉痛は今までさまざまな形で詳しく調査されてきましたが、実はそのメカニズムがまだ定かになっていません。そのため、いろんな環境や解釈される時代によって、メカニズムの内容が変わります。
筋肉痛の原因に関し1つの考え方として見られてきたものの中に、乳酸が蓄積するために起こっていると考えられていた時期もありました。
しかしその考え方には矛盾点があるのではないか、という意見も話されるようになってきたため、乳酸が筋肉痛の直接的な原因だという考え方は一般的ではなくなりました。