ダイエットに良いとして何かと話題な「キックボクシング」、最近では女優やモデルなども多く実践していることで注目を集めています。好きな芸能人がSNS上で勧めているのを見て「やってみようかな」と考えている方も多いのでは?
そこで気になるのが、キックボクシングで本当にダイエットできるのか?ということです。キックボクシングは基本的に専門のジムに通って行うもの。安くはない会費を払っているのに、十分な効果が見込めないのは問題でしょう。
今回は、キックボクシングがダイエットに効果的とされる理由についてまとめたいと思います。その上で、キックボクシングの注意点や動作のポイントについてもご紹介します。ぜひ、キックボクシングに興味のある方はチェックして下さい。
キックボクシングがダイエットにおすすめな理由
冒頭でキックボクシングはダイエットに効果がある!と紹介しました。その根拠はどこにあるのでしょうか?
1時間あたりの消費カロリーが高い!
運動による消費カロリーは、「運動量×体重×時間」の図式で大まかに計算できます。体重が50kgの方を例に挙げると、キックボクシング(スパーリング)の運動量は7kcalほどなので、「7×50×1」で350kcal/時間です。
ダイエットの基本は「摂取カロリー<消費カロリー」の図式を維持することです。1日の摂取カロリーは成人男性で2,200kcalほどで成人女性で1,800kcalほど、1日1〜2時間も運動すれば十分に効果が期待できます。
他の運動と比較すると?
キックボクシングの消費カロリーを知ると「他の運動はどうなの?」と気になると思います。そこで、体重が50kgの方を基準に各運動の消費カロリーを計算してみました。
- ウォーキング(4km/時間)…75kcal/時間
- 水泳(50m/2分)…250kcal/時間
- 自転車(15km/時間)…250kcal/時間
水泳・自転車など、一般的に負荷の強いとされる運動よりもキックボクシングの方が消費カロリーは大きいことが分かります。キックボクシングの瞬間的かつ持続的な動作が消費カロリーの大きさに繋がっているのでしょう。
キックボクシングの運動方法
キックボクシングは他の運動に比べても消費カロリーは大きいとのことでした。では、実際にキックボクシングを実践するにあたり知っておきたい運動の方法について見ていきましょう。
キックボクシングの注意点!
まず、勘違いして欲しくないのはキックボクシングは激しい運動だということです。正しく理解しておかないと思わぬ怪我・故障の原因になります。以下に、キックボクシングを行う上での注意点をまとめました。
- 運動中にぶつからないよう十分なスペースのある場所を確保する
- パンチ(ジャブ・ストレートなど)で肘を伸ばしきらないようにする
- パンチは左右で”同じ回数”だけ打つように意識する
- 負荷を高めるなら”アンクルウェイト”や”グローブ”など専用のものを使用する
- 初心者の方は専門のジムで指導を受けてから行う
特に重要なのは、最後の「専門のジム」に通うということです。キックボクシングは激しい運動なだけに、正しいフォームを身に付けておかないと危険です。いきなり指導本や動画などで実践するのはおすすめしません。