妊娠・出産を経て女性の体は大きく変化します。その1つが”骨盤の歪み”です。女性の体は出産に向けて骨盤が広がりやすいように緩む訳です。ただ緩むだけなら良いのですが、放置していると歪んだ状態で固まってしまいます。
骨盤の歪みは血流の阻害・皮下脂肪の増加・体型の変化・節々の痛みなど様々なトラブルの原因にもなると言われています。皆様の周りにも「産後に体型が(洋梨のように)変化した…」と嘆いている方がいるのでは?
そこで、今回は女性の悩みである骨盤を締める方法についてご紹介しましょう。また、現在の骨盤がどれだけ歪んでいるのか?をチェックする方法や骨盤が歪む原因についても触れていきます。ぜひ、チェックしてみて下さい。
骨盤が歪むとどうなるの?
冒頭で紹介した通り、女性は様々な原因により骨盤が歪みます。そして、骨盤が歪むと様々なトラブルに繋がる訳です。女性の皆様は、自分自身の骨盤がどのような状態なのかチェックしたことがありますか?
まずは歪みチェック!
骨盤の歪みチェックの方法を下記にまとめました。
- 仰向けになり、両足裏を合わせて膝を外に広げる
- 仰向けになり、両足を”W”の形になるように広げる
※両足が地面にしっかりつくように意識しましょう。
1と2、皆様はどちらが楽でしたか?どちらも楽にできたのなら、あなたの骨盤は綺麗な形をしていると言えます。1が楽だったあなたは骨盤が少し開いしているかもしれません。反対に、2が楽だったあなたは骨盤が少し閉じているかもしれません。
歪む原因は?
冒頭で紹介した通り、女性の体は妊娠・出産の際に必ずと言って良いほど骨盤が歪みます。ただ、骨盤が歪む原因は妊娠・出産だけではありません。日常の何気ない”クセ”が骨盤を歪ませていることが多いのです。
- 足を組む
- 足をクロスさせて立つ
- 女性座り(女の子座り)をする
- うつ伏せで作業する
- 靴が合っていない
上記の他には、運動不足により筋肉が衰えることで骨盤が歪むこともあります。もし、「自分もやってる…」と心当たりのある方は、少し意識して改善してみることをおすすめします。クセを直すのには時間が掛かります。
歪むとどうなるの?
「歪んだからとどうなるの?」ということですが、なにも姿勢が悪くなるだけではありません。例えば、骨盤が歪むと以下のようなトラブルに繋がる危険性があります。
- 内臓の位置がずれてぽっこりお腹になる
- 下半身の筋肉が衰えて”O脚”になる
- 内臓の働きが阻害されて便秘になる
- 血流が悪くなることで冷え性やうつ状態になる
最悪の場合、生理不順・不妊・難産などの深刻な状態になることもあるようです。そして、骨盤は”骨”なので1度歪むと元に戻すのが大変です。放置せず、今から少しずつ対処していくことが重要と言えます。