年齢はもちろん、ゴルフや野球などスポーツで腰を痛めることは珍しくありません。「グキッ!」と腰をやった経験、誰しもあるのでは?そんな時、皆様自身で腰にテーピングを巻けるだけで、腰への不安・負担を軽減できます。
ただ、テーピングは正しく巻かないと効果を発揮しません。また、使用するテーピングを間違うと「ベリッ!」と皮膚まで傷つけてしまうことも。皆様自身で腰にテーピングを巻くなら正しい知識と適切なテーピングを準備してからです。
そこで、今回は腰のテーピングを自分でやる方法について詳しくご紹介しましょう。腰にテーピングを正しく巻く方法からテーピングの種類、効果に至るまでまとめています。「腰が不安…」という方は、ぜひチェックしてみて下さい。
テーピングの効果とは
”テーピング=サポーター”となんとなく理解しているものの、詳しくは知らない方がほとんどでは?では、まずはテーピングに期待できる効果から見ていきましょう。テーピングにはきちんとした役割があります。
関節の保護
テーピングには”関節の保護”という役割があります。年齢やスポーツにおいて、関節の捻挫・脱臼などは珍しくありません。時には、膝の靭帯損傷ということも耳にします。これらの状態は”関節周りの緩み”が主な原因です。
テーピングを関節部分に適切に巻くことで、”関節の可動域を制限”し必要以上に緩まないよう保護する効果が期待できる訳です。ちなみに、椎間板(腰関節)の問題である”ヘルニア”の保護にもテーピングはおすすめです。
筋肉のサポート
テーピングには”筋肉のサーポート”という役割もあります。スポーツに限らず、日常の何気ない行動から筋肉を痛めることは珍しくありません。例えばふくらはぎをつったり、ハムストリングを断裂したりなど軽度から重度のものまでです。
筋肉は過度な負荷がかかると損傷します。テーピングは”筋肉の代わり”として筋肉の動きを保護し、負荷を軽減する効果が期待できるのです。ちなみに、筋肉疲労の一種である”腰痛”の予防にもテーピングはおすすめです。
腰のテーピングの巻き方
テーピングには腰の関節や筋肉を助ける効果が期待できるとのことでした。では、実際に正しい腰のテーピングの巻き方について見ていきましょう。要点さえ掴んでおけば、テーピングの巻き方は誰でも簡単です。
用意するテーピング
腰のテーピングには、腰周りの関節や筋肉の動きを助ける”伸縮性”が求められます。伸縮性の高い”伸縮テープ(ハードタイプ)”や”キネシオテープ”が良いと言えます。非伸縮の”ホワイトテープ”は選ばないようにしましょう。
ちなみに、伸縮テープは伸縮性と同時に”粘着性”の高いテーピングです。単体で腰に貼ると、剥がす時に痛いを思いをすることに。皮膚を保護する”アンダーラップ”を先に巻くか、直貼り向きなキネシオテープがおすすめです。