握力を鍛えようと思っても、思い浮かぶのはハンドグリップ程度でどうもマンネリ気味。
上腕二頭筋や大胸筋と比べて目立たないから、あまり力を入れて取り組んでいない。
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろんハンドグリップもいい器具ですが、握力を鍛えられる器具はそれだけではありません。
今回紹介するのは「グリップボール」です。
握力を鍛えるべき理由、グリップボールとはどのような器具なのか解説するとともに、最後におすすめのグリップボールを紹介します。
握力を鍛えるべき理由
見た目には目立たない握力ですが、日常生活のさまざまな部分で役に立ってくる力です。
握力の4要素
握力は4つに分けることができます。
- クラッシュ
- ピンチ
- ホールド
- オープン
「クラッシュ」は、物を握る力のこと。
握力計で測るのはこの力で、一般的にイメージされやすいものと言えます。
「ピンチ」は、ものをつまむ力のこと。
指先でものをつまんだり、そのまま支えたりする力のことです。
そこまで強い力は必要としないかもしれませんが、日常生活でものをつまむシーンはよくありますよね。
「ホールド」は、つかんだものをそのまま握り続ける力のこと。
重たい荷物を持ち続ける動作は、これに当たりますね。
「オープン」は、親指とほかの指を離した状態でものを握る力のこと。
ノブを握ったり、ビンの蓋を回したりする動作に当たります。
握力を鍛えるグリップボールとは
グリップボールは、弾力のあるボールです。
これを握ることで握力を鍛える器具となっています。
片手間にトレーニング
ハンドグリップも悪くはありませんが、それなりに集中していないとトレーニングしているという感じにはなりません。
グリップボールは手の中に収まるサイズですから、テレビを見ながら、あるいはちょっとした暇つぶしに握るだけでもOK。
トレーニングをしているという実感が薄いまま握力を鍛えることができます。
握力が弱めの方も安心
グリップボールは、ものにもよりますが握るのにそれほど強い力を必要としません。ですから、リハビリであったり高齢者であったり、握力が比較的弱い方でも気軽に扱うことができます。
一方で、本気で握力を鍛えたいと考える方には物足りないかもしれません。
そういった方には、まさに握力自慢のためのハンドグリップがありますので、こちらをおすすめしておきます。