皆様がジムに通う1番の理由はなんですか?おそらく、ほとんどの方は「効率的に鍛えられるから」と答えるでしょう。確かに、ジムには様々な筋トレ器具が導入されており、トレーナーの指導の下で鍛えられるのが魅力的です。
ただ、どんなに環境が整っていても正しく使えなければ十分な効果は発揮できません。例えば、ジムでよく見かける”トーソローテーション”と呼ばれる筋トレ器具、主に腹斜筋を鍛えるものですが正しく使えている方はわずかです。
そこで、今回はジムの筋トレ器具を正しく使おう!ということで”トーソローテーション”の正しい使い方についてご紹介したいと思います。トーソローテーションが上手に効かない原因についても触れますので、ぜひチェックして下さい。
トーソローテーションって何?
そもそも「トーソローテーションって何?」という方も多いのでは?ジム内の筋トレ器具を使用する上で、最も重要なのは”その筋トレ器具が何の為のものか?”を把握しておくことです。ただ動かしていても効果はありません。
トーソローテーションとは
トーソローテーションとは腹筋周りを鍛える筋トレ器具の一種です。胸を張った状態で椅子に座り、前面のバーを握った状態で腰回りを左右に回転させるシンプルな構造をしています。回転時に負荷が掛かる仕組みです。
特に、腹部を回転させることからくびれ周りについている”腹斜筋”を鍛える効果が期待できます。腹直筋(シックスパック)とは異なり、腹斜筋は腹筋周りでも特に鍛えにくい筋肉なのでトーソローテーションはおすすめです。
トーソローテーションの効果
トーソローテーションは腹斜筋を鍛えられるとのことでした。腹斜筋とは肋骨から腹直筋(シックスパック)に向けて斜めに付いている筋肉を指します。主に”体をひねる”動作に関わっているので運動能力の向上に効果的です。
また、腹斜筋にはコルセットのように引き締める役割もあります。その為、トーソローテーションで腹斜筋を鍛えると”くびれ”を作る効果も期待できます。メリハリボディを目指したいなら腹直筋よりも腹斜筋を鍛えた方が効率的です。
トーソローテーションの使い方
- トーソローテーションの座席に座り、持ち手部分をしっかりと持つ
- 顔は正面に向けたまま、下半身を左右にゆっくりと回転させる
- 2の動作を1回3〜5秒ほど掛け、10セット程度繰り返す
トーソローテーションのポイントは、背筋をしっかり伸ばしておくことです。また、下半身を回転させた状態で1〜2秒キープさせれば腹斜筋に十分な負荷を掛けられます。