上半身のトレーニングと言えば、腕立て伏せやダンベルカール、ベンチプレスや懸垂などが一般的です。もちろん、腕立て伏せやダンベルカールなどでも適切な回数と期間をこなせば理想的な上半身を手に入れられます。
ただ、より効率的により楽しく上半身を鍛えたいのなら「バーンマシン」を試してみませんか?バーンマシンとは主に上半身を鍛えるための筋トレ器具のこと。腕をグルグル回すだけとシンプルながらも高い効果を期待できます。
そこで、今回は今話題のバーンマシンについて徹底的に調査しご紹介しましょう。また、数あるバーンマシンの中からおすすめする20選をランキング形式で発表します。ぜひ、バーンマシンを選ぶ際の参考にしてみて下さい。
バーンマシンって何?
正直、「バーンマシンって何?」という方も多いのでは?というのも、バーンマシンはアメリカで開発された筋トレ器具で、日本ではあまり広まっていません。では、まずは”バーンマシン”とはどのような筋トレ器具なのか見ていきましょう。
輪っかを2つ繋げた筋トレ器具
バーンマシンとはフィットネス大国”アメリカ”で開発された最新の筋トレ器具です。2つの輪っかを繋げたような形状をしており、輪っかの中にある取っ手を掴んでグルグル回すだけと簡単にトレーニングができます。
バーンマシンの魅力は簡単ながらも高い効果が期待できるということです。最近では、野球選手やボクシング選手などアスリートたちに愛用されるほど。今後は日本のフィットネス業界にも広まっていくと予想されます。
バーンマシンの効果は腕立て伏せの数倍
バーンマシンの素晴らしいところは上半身をほぼ全てカバーできるということです。上腕筋群を始め、肩周りや背中周りなど上半身を幅広く鍛えられます。普段は鍛えにくい部位に効かせられるのもバーンマシンならではです。
ちなみに、バーンマシンのトレーニング効果は腕立て伏せの数倍(7倍ほど)と言われています。ただ回すだけとシンプルな動きながらも、上半身に多方面から刺激を与えられる効率の良い筋トレ器具なのです。
バーンマシンの正しい使い方
バーンマシンの基本的な使い方は、腕を縦方向にグルグル回すというもの。上腕筋群はもちろん、大胸筋と幅広く負荷を掛けられます。1セットを30〜60秒とし、1日3〜4セットもすれば腕がパンパンになるほどです。
バーンマシンは様々なトレーニングに応用もできます。例えば、両腕を前に突き出して手首だけ回す、ステップを利用した有酸素運動に取り入れたりなどです。基本に慣れたら様々な使い方に挑戦してみるのが良いでしょう。
バーンマシンを選ぶポイント
バーンマシンと一括りにしていますが、実は様々な種類が提供されています。
- バーンマシンスピードバッグ
- バーンマシン2
- バーンマシンレッド
- バーンマシンゴールドラグジュアリー
- バーンマシンアンリミテッドマシーン
- バーンマシンユニバーサルマシーン
もっとも普及しているのは”バーンマシンスピードバック”で5,5kgと少し重めです。また、最近では負荷を抑えた”バーンマシンレッド”というのも登場し、女性や子どもにも使いやすいので人気を集めています。
バーンマシンは女性向けの1,7kg程度のものでも意外と負荷がかかります。初めは軽めのものにし、慣れてきてから負荷の強いものにステップアップするのがおすすめです。高価なものだと負荷を調節できるタイプもあります。
バーンマシンで鍛えられる部位
先述した通り、バーンマシンでは主に上半身を鍛えられます。その中でも大きく分けて3つの部位、”上腕筋群”と”僧帽筋”、”大胸筋”には高い効果が期待できます。では、各部位の特徴と効果についてご紹介しましょう。
上腕筋群
上腕筋群とは上腕三頭筋や上腕二頭筋など、腕回りの筋肉の総称です。例えば、上腕三頭筋は上腕の外側にある筋肉のことで、鍛えることで腕回りを太く発達させられます。
また、上腕二頭筋は上腕の内側にある筋肉のことで、鍛えると力こぶがより盛り上がるようになります。つまり、バーンマシンであれば腕回りをよりたくましく鍛え上げられるということです。
僧帽筋
僧帽筋とは肩周りを覆うように付いている筋肉のことで、大胸筋や広背筋から伝わる力を上腕や前腕に向けて伝える役割があります。いくら上腕や前腕を鍛えていても、僧帽筋が弱いと十分な力を発揮できない訳です。
ただ、僧帽筋は他の筋肉と比べても意識しずらく、鍛えにくい部位でもあります。その点、バーンマシンであれば自然と僧帽筋に負荷を掛けられます。効率的に鍛えられるのでより力の発揮できる腕周りに仕上がるのです。
大胸筋
大胸筋とは胸周りを覆っている、体の中でも特に大きな筋肉の1つです。大胸筋は腕回りのパフォーマンスの向上はもちろん、胸板を厚くしたりバストアップしたりとメリハリのある体づくりには欠かせない部位と言えます。
男性であれば逞しさを求めて、女性であれば若々しさを求めて鍛えている方も多いのでは?バーンマシンをただ回しているだけ、テレビを見たり音楽を聞いたりと”ながら”でも十分に大胸筋を鍛えられます。
バーンマシンの効果を上げるポイント
バーンマシンはただ回しているだけでも十分な効果が期待できます。ただ、せっかくならより効果を高めたいのでは?そこで、バーンマシンのトレーニング効果をより高められるポイントを3つほど見ていきましょう。
回転数を意識する
バーンマシンのトレーニングは主に”1セット何秒”で行います。その為、秒数さえ守っていれば効果があると勘違いされることも。当然、ゆっくり回していては、バーンマシン本来のトレーニング効果は得られません。
反対に、回転数を意識してトレーニングすれば効果を高められます。例えば、「1セット目は30秒間に何回まわせた…」と常に回数を意識し、2セット3セットと少しでも回転数を増やせるよう挑戦する訳です。
回転させるポジションを変える
先述した通り、バーンマシンの基本は腕を縦方向に回すというものです。ただ、腕を縦方向に回すと言っても、どの位置で回転させるかによって負荷のかかり具合や部位(筋肉)に差が出ます。
例えば、バーンマシンを胸より上で回転させれば、主に肩から背中周りに掛けて負荷を高められます。反対に、胸より下で回転させれば、上腕筋群から大胸筋に掛けて負荷を掛けられるのです。
サーキットトレーニングに組み込む
バーンマシンは単体でトレーニングしても十分に効果を発揮します。ただ、より効果を高めたいのなら、”サーキットトレーニング”のように他のトレーニングと織り交ぜてみるのもおすすめです。
サーキットトレーニングとは有酸素運動と無酸素運動を織り交ぜたトレーニングのことです。30分ほどと短いながらも、有酸素運動と無酸素運動の両方を行うことで脂肪燃焼と筋トレ効果の両方を得られます。