「鉄アレイ」と言われると昔ながらの「持ち手のついた鉄の塊」をイメージする人もいるかもしれません。
また、重さが最初から固定されているのが「鉄アレイ」、重さを変えられるのが「ダンベル」というイメージを持つ人が多いようです。
ですが、「鉄アレイ」と「ダンベル」は基本的に同じもの。
価格や材質、使用する用途からどのような鉄アレイ(ダンベル)を選べばよいのかチェックしてみましょう。
人気のある鉄アレイ(ダンベル)をランキング形式で20品厳選してご紹介します。
鉄アレイを素材から選ぶ
鉄アレイと言っても、素材は鉄だけではありません。以下のようなさまざまな素材があります。
鉄素材のアイアンプレート
鉄を使った「アイアンプレート」は最も一般的で、価格が安いのが特徴です。
デメリットはプレートが接触したときの金属音を嫌がる人がいることと、置いたときや動かしたときなどに床に傷がつく場合があるということです。
また、錆びる恐れもあります。
クロム(クロムメッキ)
アイアンプレートの表面がクロムでメッキされているタイプです。
クロムコーティングされているので錆びない(正しくはサビが表面に現れない)というメリットがあります。
ただしプレートがぶつかったときに音がする、床が傷つくことがあるというデメリットはアイアンプレートとは同様です。
クロムメッキの色が好きだという人もいます。
ラバーで覆われているプレート
アイアンプレートがラバーで覆われているタイプは家庭で使うものとしては非常に一般的です。
アイアンプレートよりも価格が高いですが、床に傷がつきにくい、プレートが当たったときに音が弱くなるというメリットがあります。
ただしゴムのニオイが気になるという人もいます。
ポリエチレンのプレート
ポリエチレンのプレートを持つ商品は多くはありませんが、ラバータイプと同様に「音がしない」「床が傷つかない」というメリットがあり、さらに「ゴムのニオイがしない」というのも人気のポイントです。
鉄製のものやラバーのものよりも価格が安く、錆びないというのもうれしいところです。
ゴムのニオイが苦手な人はこちらを選ぶとよいでしょう。
ウォーターダンベル
ポリエチレン製のダンベル型の容器に水を入れて使用する「ウォーターダンベル」というのもあります。
重さを自由に変えられるというメリットがあり、片付けるのも水を抜くだけですから簡単です。
ただし重量自体はそれほど重く出来ないため、簡易的な用途になります。
本格的なトレーニングをする場合にはちゃんとした製品を選んだ方がよいです。
鉄アレイを価格から選ぶ
鉄アレイ(ダンベル)は価格もピンからキリまであります。
安価なものは数百円程度から、効果なものは5万円程度のものまであります。
安価なものは重さを変えられないタイプ
安価なものは重さを変えられないタイプであったり、ラバーがついていないという物が多いです。
そのため、違う重さにしたいときには買い換える必要がありますし、床に下ろしたときや動かすときには床を傷つけないように気をつけなければいけません。
トレーニングによって違う重さのものを使いたいときには複数揃えなければいけないというデメリットもあります。
高価なものは重さを買えられる可変タイプ
3〜5,000円程度のものはウェイトを交換するタイプ、1万円を超えるものはラバーのついているタイプが多いです。
それよりも高価なものには重さをさまざまに変えられるという可変タイプがあります。
ダイヤルを回して持ち上げるだけで希望の重さに出来る「ダイヤルタイプ」のものもあり、置き場所もコンパクトなので非常に便利です。
ただし機能性に優れているものは価格も高くなるというのがデメリットです。
重さによって価格が上がる
1〜10kg程度のものは安価で購入しやすいですが、30〜40kgのものは価格が高くなります。
20kg以上のものは最低でも10,000円以上というのが相場です。
プレート交換型の場合はシャフトにも注目
プレートを交換できるタイプのダンベルはシャフトの種類にも気をつけましょう。
ネジを回して圧着させて固定する「ノーマルシャフト」と、ボルトのような形状のシャフトにプレートを回転させて取り付ける「スクリューシャフト」があります。
スクリューシャフトはプレートが外れにいので安全性が高いです。
現在販売されている多くの商品でスクリューシャフトが採用されています。
購入時に確認しておくと良いでしょう。