縄跳びは子供だけのものじゃない!縄跳びにはこんな効果が
「縄跳び」というと小学生の遊びをイメージする方もいると思います。
ですが、実は縄跳びはトレーニングとしても非常に高い効果があるということをご存知ない方も多いのではないでしょうか。
縄跳びはダイエットによい!
縄跳びを長時間続けると、良い有酸素運動になります。
有酸素運動を行うことによって脂肪が燃焼され、ダイエット効果をもたらします。
また、ランニングや水泳など有酸素運動は数あれど、縄跳びは非常にエネルギー消費が大きく1時間で1,300kcalものエネルギーを消費します。
ボクサーが減量の為に縄跳びをしているのを思い出してみてください。
心肺機能を高める働きがある
縄跳びは心肺機能を高める働きがあります。
有酸素運動ですから、必ず呼吸をしながら行います。ジョギングやランニングと同様に、心肺機能を高めて持久力アップの効果があります。
俊敏性を高める
縄跳びの縄を回すスピードは自分のさじ加減一つです。
どんどん早く回していくことで、俊敏性や反射神経も鍛えられます。
リズミカルにどんどんと飛ぶようにすると良いでしょう。
足の裏をべったりと地面につけるのではなく、つま先に重心を置いてステップを踏むようにすることで、俊敏性はさらに鍛えられます。
全身の筋肉に効果がある
縄跳びは縄を回して支える腕、ステップを踏むふくらはぎや足首、体のバランスを支える背筋・腹筋など、全身の筋肉に効果があります。
縄を回すテンポをコントロールすることで縄跳びは筋トレとしても効果があります。
縄跳びの選び方
子供の頃はビニール製のヒモにプラスチックのハンドルの縄跳びや、木のハンドルに縄がついているタイプの縄跳びを使っていたと思います。
トレーニングのための縄跳びの選び方をチェックしましょう。
ハンドルの握りやすさ
ハンドルの形状は商品によってさまざまです。
握りやすい形状になっているもの、スポンジ素材を使ってグリップ力を高めたり、汗を吸収してすべりにくくしてくれるものなどがあります。
また、ハンドルの重さ・軽さも選ぶポイントです。
ヒモの材質
縄跳びのヒモ部分もさまざまな材質があります。
軽くしなやかなPVCのもの、スピーディに回せるスチール製のもの、縄で出来ているものなどがあります。
PVCやスチール製(PVCコーティング)のものが人気があります。
カウンター付きのもの
飛んだ回数を測ってくれるカウンターがついているものもあります。
アナログタイプのカウンターもあれば、デジタルタイプのカウンターもありますので、好きなものを選びましょう。
怪我をしにくい縄跳びの飛び方は?
子供がやっているような、両足をそろえて飛ぶというやり方が一般的ですが、実はこの飛び方はひざや足首に負担がかかります。
怪我をしやすい飛び方・しにくい飛び方をチェックしましょう。
駆け足飛びは負担が軽め
プロボクサーがやっているように、両足を交互に組み替えて走っているようなステップ「駆け足飛び」を行うと良いでしょう。
ひざや足首への負担が非常に少なく、長時間飛ぶことが出来ます。
二重跳びなどは負担増
子供の頃の記憶が蘇ってくると、二重跳びや三重跳びをやりたくなるかもしれません。ですが、二重跳びはジャンプしている滞空時間が長い分、着地したときにひざにかかる衝撃が大きいため、ひざを痛めることがあります。
もも上げも有効
「ハイニー」と呼ばれる、ももを高く上げるタイプの飛び方も足の筋肉強化に良い飛び方です。
基本は駆け足飛びのように左右交互に飛びます。
このとき、「ももを上げる」「下げる」「逆のももを上げる」「下げる」と、右・左・右・左ではなく、右・右・左・左のテンポで行いましょう。