日本人が疲労回復のためにまずやることと言えば”入浴”。
湯船に体を沈めるだけで、お湯に疲れが滲み出るようです。
最近は日々の忙しさから入浴できない方も多いのだとか。
シャワーだけで済ませるというのは、なんとも寂しいものです。
であれば、たまの入浴に”入浴剤”をプラスしてみませんか?
入浴剤を入れるだけで、より高い疲労回復が期待できます。
香りも様々なものがあり、入浴をより特別なものにしてくれます。
そこで、今回は入浴剤のおすすめランキングをご紹介しましょう。
また、疲労回復に効果的な入浴法についてもまとめています。
疲労回復の入浴剤を選ぶポイント【成分編】
入浴剤に疲労回復を求めるのなら、疲労の種類によって成分を選ぶことが大切です。
肉体疲労には”炭酸ガス系”
まず、肉体疲労であれば”炭酸ガス系”入浴剤がおすすめです。
炭酸ガスには血管を拡張する働きがあり、血行が良くなります。
その結果、疲労物質や老廃物が流れて肉体の疲労回復に繋がる訳です。
また、冷え性や腰痛改善のために使用する方もいます。
精神疲労には”植物系”
次に、精神疲労には”植物系”の入浴剤が良いでしょう。
ハーブ(植物)の発生させるアロマ(香り)には鎮静効果が。
気持ちを落ち着かせ、精神の疲労回復させる働きが期待できます。
日本でも古くから”民間療法”の一種として使われていたほどです。
倦怠感には”発汗系”
最後に、肉体と精神が合わさった疲労には”発汗系”の入浴剤です。
発汗系は”無機塩類”と”生薬”のどちらかが一般的です。
無機塩類には皮膚の保温効果を高める働きがあります。
また、生薬には体温自体を高める働きが期待できます。
たくさん汗をかくことで、心身ともにすっきりとできるでしょう。
疲労回復の入浴剤を選ぶポイント【香り編】
入浴剤での疲労回復では、成分の他に”香り”による働きも期待できます。
肉体疲労には”森林系”
まず、肉体疲労には”森林系”がおすすめです。
森林系には”フィトンチッド”と呼ばれる成分が含まれています。
フィトンチッドには肝臓などの機能を高める働きが期待できるのです。
中には香りだけのものもあるので、”天然植物100%”のものを選びましょう。
精神疲労には”フローラル系”
次に、精神疲労には”フローラル系”の入浴剤です。
ラベンダーやローズなどの香りには鎮静効果や血圧を下げる働きが。
好きな匂いであれば、なお精神の疲労回復に効果があります。
入浴剤以外でも、香水などにフローラル系を選ぶのも良いです。
倦怠感には”柑橘系”
最後に、肉体と精神の合わさった疲労には”柑橘系”の入浴剤でしょう。
レモンなど柑橘類の香りは脳の前頭部分を活発にしてくれます。
交感神経が優位となり、体が活性化することで疲労回復に繋がる訳です。
柑橘系の匂いが苦手な方は、”ミント系”の入浴剤でも大丈夫です。
疲労回復の入浴剤のおすすめランキング!
疲労の種類と選ぶべき入浴剤が分かったところで、おすすめランキング20選を見ていきましょう。
20位:牛乳石鹸共進社 お湯物語 贅沢泡とろ 入浴料
泡タイプになっている入浴剤です。
牛乳石鹸から製作されているだけにお肌はツルツルに。
”プルメリアガーデン”の香りが精神の疲労回復を手助けしてくれます。
また、1包でアワアワにになるのでセレブな気持ちを味わえます。
19位:日本の名湯 登別カルルス
日本各地の名湯を分析して製作された入浴剤です。
湯質・香り・色まで再現された本格派です。
疲労回復は勿論、冷え性や腰痛にも効果が期待できます。
乳白色の濃厚系の温泉が好きな方にはたまらない一品です。
18位:クナイプ バスソルト サクラの香り
無機塩類を使用した入浴剤です。
無機塩類なので保温性が高く、しっかりと汗をかけます。
また、さくらの優しい香りがリラックス効果を生み出します。
”ヤマザクラ”のオイルが配合されており、美容効果もあります。
17位:高陽社 薬用入浴剤 パインハイセンス
その名の通り”薬用(生薬)”を取り入れた入浴剤です。
生薬の力により疲労回復、打ち身や腰痛などに効果が期待できます。
ほのかに”松”の香りがするので、森林浴のようにリラックスもできるでしょう。
柑橘系などきつめの匂いが苦手な方でも大丈夫です。
16位:マックス 汗かきエステ気分 リラックスナイト
女性をターゲットに設計された入浴剤です。
”国産塩”と”死海塩”が配合され、体の中からじんわり温まります。
死海塩にはミネラルが豊富なので、お肌をしっとりもさせてくれます。
疲労回復に美容にと、まるでエステでリフレッシュしているかのようです。
15位:よもぎ湯 よもぎ入浴パック
天然のヨモギをふんだんに盛り込んだ入浴剤です。
ヨモギには高い保温効果があり、生薬としての働きも。
ほんのりとヨモギの香りには鎮静効果も期待できます。
ただし、ヨモギにはアレルギーがあるので皮膚の弱い方は要注意です。
14位:別府温泉 薬用湯の花
別府温泉(明礬温泉)をベースにした入浴剤です。
日本有数の温泉なだけあり、疲労回復だけではありません。
冷え性や打ち身、腰痛や関節炎、神経痛など効果は様々です。
ただし、風呂釜は硫黄成分に弱いので入浴後はすぐに洗いましょう。
13位:アース製薬 温泉郷めぐり
4種類の温泉をイメージした入浴剤です。
元湯温泉・湯の小屋温泉・渋の湯温泉・和山温泉と4種類を楽しめます。
温泉ごとに成分・香り・効能が異なるので、気分に合わせて選ぶと良いでしょう。
ベースは”無機塩類”なので疲労回復にも効果は十分です。
12位:バブ メディケイティッド 森林の香り
通常のバブの効果をさらに高めた入浴剤です。
”高濃度炭酸”が使用され、通常より10倍の泡が出ます。
疲労回復だけでなく腰痛や肩こり、冷え性などにも最適です。
ちょっと贅沢なバブを試したくなったときにおすすめです。