握力が強くなるとこんなに良いことが!
握力を鍛えるためにハンドグリップを購入する人が多いですが、握力が強くなるとどんなメリットがあるのでしょうか?
日常生活にて
握力が強くなることで、日常生活の中で「買い物した後に重い荷物をしっかり持てる」「硬いビンのフタを開けられる」といったメリットがあります。
握力がついたから生活がこんなに楽になった!とまでは言えないかもしれませんが、ビンのフタが開かなくて困った経験は誰にでもあるでしょうし、買い物帰りにエコバッグやビニール袋が重くて困った経験もあるでしょう。
スポーツにて
握る力を必要とするのは野球の投げる動作やバットを握る動作、テニスのラケットを握る動作で、バットやラケットのコントロール精度が上がります。また、バスケットボール、サッカーのゴールキーパーやラグビーなど、ボールを手でつかんでキープするときにも有利になります。
ウェイトトレーニングにて
重いバーベルやダンベルを握る動作をするとき、握力が弱いと高重量を支えられません。そのため、効果的なトレーニングが行えないことがあります。握力が強くなれば重いウェイトをしっかりと支えることが出来ます。
格闘技にて
ボクシングや空手などで殴る動作をするときには、インパクトする瞬間にギュッと拳を握り込みます。握力が強くなれば握り込む力が強くなるため、パンチ力が上がります。柔道や相撲などで相手の柔道着やまわしをつかむときにも有利になります。
ハンドグリップにも種類がある
握力を鍛えるための器具と言えば「ハンドグリップ」があります。ハンドグリップにもさまざまな種類がありますので、自分のやりやすいものを選びましょう。
負荷によって使い分けるタイプ
いわゆる「昔ながらの」ハンドグリップは、負荷の程度によって複数のものを使い分けるタイプです。低負荷のものから高負荷のものまで、さまざまなものがあります。
1つ1つの価格がそれほど高くないですが、複数個を使い分ける必要があります。
負荷を変化させられるタイプ
ダイヤルなどを操作することによって、負荷の程度を変化させられるタイプもあります。商品によっては価格が高めのものもありますが、これ1つでさまざまな負荷に対応できるというメリットがあります。
指ごとに独立しているタイプ
通常のハンドグリップは全部の指を使って握り込みますが、1本1本の指が独立しているタイプもあります。これはギターやベースなどの弦楽器を演奏する人やボルダリングなどで特定の指の力を高めたい人が使うことが多いタイプです。
シリコン製・ゴム製のタイプ
ゴムやシリコンを原料としたボールタイプのものやリングタイプのものもあります。握ったときに柔らかいので痛くないということや見た目がゴツくないということが人気のポイントです。
また、握った状態から手を開くという動きができるものもあり、通常のハンドグリップでは出来ないトレーニングができます。
ハンドグリップを選ぶときはここをチェック!
ハンドグリップを選ぶときには「負荷」「可変型かどうか」「素材」「価格」をチェックすると良いでしょう。
負荷
自分の握力を計測したり実際に商品を握ってみたりして、自分に最適な負荷のハンドグリップを選びましょう。負荷が軽すぎるとトレーニングになりませんし、高負荷過ぎても握り込むことが出来ません。
可変型かどうか
負荷を変えられるかどうかというところもチェックしておきましょう。負荷を変えられる可変型と変えられないものではそれぞれメリット・デメリットがあります。
負荷を変えられるのは便利ですが可動部分が破損する恐れがありますし、負荷が変えられないものは買い替えの必要があります。
素材
プラスチック製のもの、金属製のもの、シリコン・ゴム製のものなど、ハンドグリップにもさまざまなものがあります。プラスチック製のものは手に当たった感じが金属のものよりも柔らかいのが特徴です。
シリコン製やゴム製のものは感触は良いですが自分に適した負荷のものがあるかどうかチェックしましょう。