シンガードの働きとメリット・デメリット
サッカーの公式戦ではシンガード(すね当て)の着用が義務付けられています。働きとメリット、デメリットを見ていきましょう。
シンガードの働き
シンガードはその名の通り、スネを守るためのものです。サッカーはボールを足で蹴り合うスポーツですから、競り合っているときに相手の足を蹴ってしまったり激突してスネを打つということはよくあります。スネを骨折するという事例もよくあります。
シンガードのメリット
シンガードは怪我から守ってくれるというメリットがありますが、それ以外にも傷口を介したHIVの感染にも役立つと言われています。また、スネだけでなく足首まで守ってくれるタイプもありますので、怪我の予防には欠かせません。
シンガードのデメリット
シンガードをつけるとかさばったり動きにくかったりするため、練習の時とちょっと違う感触なのを嫌う人もいます。ですが安全のために必ずつけるようにしましょう。
シンガードの選び方はここをチェック!
シンガードを選ぶときには「ソフトかハードか」「通気性と洗いやすさ」「堅牢性とずれにくさ」「デザイン」「価格」をチェックするのがポイントです。
ソフトかハードか
シンガードにはハードタイプとソフトタイプがあります。
ハードタイプの方が一般的ですが、裏にクッション材が貼ってあるものと貼ってないものがあります。クッション材が無い方が洗いやすいですが、クッション材がある方が動いているときに角が当たりにくく痛くないというメリットがあります。
ソフトタイプはハードタイプに比べ瞬間的な衝撃には弱いですが、足の形に上手くフィットする点と洗いやすい点がメリットです。
通気性と洗いやすさ
ハードタイプには通気穴が開けられているものが多いです。そのため通気性がよく蒸れにくいというメリットがあります。ハードタイプは基本的に手洗いなので少し手間がかかります。
ソフトタイプは洗濯機で一気に洗ってきれいにできて乾かしやすいという手入れの簡単さがメリットです。
堅牢性とずれにくさ
シンガードはどれだけ衝撃に強く作られているかという耐衝撃性が重要です。ハードタイプでサイズの大きいものは広範囲に渡って足を守ってくれます。またキーパー用など足首までしっかりガードしてくれるタイプや履くタイプはズレずに足を守ってくれます。
シンガードにゴムバンドやメッシュカバーなどが付属しているものはズレを防止できるので試合中でも気になりません。
デザイン
カラフルなタイプ、シンプルなタイプ、有名選手のシグニチャーモデルなど、さまざまなデザインのシンガードが売られています。靴下で隠れてしまうとはいえ、気に入ったデザインのものを選びましょう。