グリップの重要性
ゴルフクラブと言うとヘッドの形状・重量・材質やシャフトの柔らかさ・硬さといったところに注目が集まりがちです。グリップについては握りやすいかどうかという程度であまり重要性を感じていない人もいるかもしれません。
ですがグリップこそ重要なポイントになりますから、しっかりと選ぶことが大切です。
クラブと腕の唯一の接点
グリップはクラブと手・腕の唯一の接点です。そのためグリップがしっかりしていないとクラブコントロールもうまくいきませんし、ショットも安定しません。
合わないグリップでは意図していないスライスやフックをしてしまうのはもちろん、思う方向に飛ばすこともできなくなってしまいます。
グリップが劣化していませんか?
長期間使用しているグリップは思ったより劣化しており、摩擦によって表面が滑りやすくなっていたり、常に握っている所がくぼんでしまったりということがあります。それに気が付かずに(あるいは気にせずに)使用していると、気がついたら以前よりスコアが落ちているということがあります。
劣化したグリップを使用していると変な癖がついてしまうこともあるので、交換する必要があります。
手に合っていないグリップかも?
手の大きさとグリップの太さが合っていなかったり、手汗をかきやすい・かきにくいといった特徴に合っていないグリップを使っているというのもショットが安定しない原因にあることがあります。
そういう場合には自分に合ったグリップに交換するとスコアアップに繋がります。
グリップを選ぶときのポイントをチェックしよう
グリップを選ぶときにはさまざまなポイントがあります。実際に握ってみた感覚が最も大切ですが、以下のようなポイントを意識しておくと選びやすくなります。
グリップの素材をチェック
グリップにはラバーグリップとコードグリップという2種類の素材があります。コードグリップもラバー性ですが、糸が練り込まれているという特徴があります。コードグリップの方が摩擦係数が高いため滑りづらく、手汗をかきやすい人に向いています。