スノーボードブーツの特徴をチェック!
スノーボードのブーツの特徴や、スキーブーツとの違いをチェックしておきましょう。
スキーブーツとスノーボードブーツの違いは
スキーもスノーボードも同じ雪山でのウィンタースポーツということもあり、スキーもスノーボードもどちらもやりたい!という人も多いです。どちらもボード(あるいはスキー)に固定して使うという共通点はありますが、その構造や特徴が全く異なります。
スキーのブーツは固く足首を固定するのに対し、スノーボードは柔らかいブーツです。また、ビンディングの種類も違うため、兼用はできません。
スノーブーツは2重構造になっている
スノーブーツはアウターとインナーの2つに分かれるようにできています。インナーを取り外して手入れができるという便利さがあります。
アウターの素材やひもの締め方の違いだけでなく、インナーにも種類があるため、選ぶときにはインナーのことも気にかけましょう。
スノーボードブーツのアウターの種類
ひもは履いたときのフィット感を調節するために非常に大切な役割がありますが、スノーボードブーツには主に3種類のひもがあります。それぞれの特徴を知り、好みのものを選びましょう。
Boaシステムブーツ
非常に人気が高いのが「Boaシステム」を搭載しているブーツです。Boaシステムとは、丸いダイヤルを回すことで細いワイヤーで靴を締めていくというものです。手袋をしたままでも簡単にフィット感を上げられるというメリットがあります。
全体を均一に締めていくため、足首だけ締めたいとか足の甲のフィット感だけ上げたいというようなことができません。
クイックレースブーツ
クイックレースブーツは靴の左右のひもを上に引っ張り上げることで、全体的に締め上げることができるブーツです。それほど力を使わずに締めることができるというのがメリットです。
通常のひもタイプのブーツ
スニーカーなどと同じように、通常のひもタイプのブーツもあります。前述の2種類と違い、部分的に締める・緩めるというように微調整をすることができるのが大きなメリットです。
ただし締めるのに力が必要だというデメリットもあります。
アウターの硬さ・柔らかさ
アウターは硬めのハードタイプと柔らかいソフトタイプがあります。ソフトタイプの方が板を扱いやすいというメリットがありますが、転んだときに足を痛めてしまうということもあります。
ハードタイプは慣れるまでは扱いづらいですが、ボードによりパワーを伝えることができるため、ターンの切れなどがアップします。初心者はソフトタイプから始めましょう。
スノーボードブーツのインナーの種類
インナーの種類もしっかりチェックしておきましょう。知らずに購入して後悔する、ということのないようにしておくことが大切です。
インジェクションタイプ(成形済みインナー)
すでに成形済みのインナーです。自分の足に合っているかどうかはフィッティングして選ぶことになります。買ってすぐに使えることと、着脱が楽だということがメリットで、保温性の高さも特徴で、防水加工がしてあるものがほとんどです。
ですがフィット感自体は他のタイプと比べると若干良くないというのがデメリットです。
レースタイプインナー
ひもで締め上げるタイプのインナーなので、フィット感は非常に良いです。ただし着脱は若干面倒だと言わざるを得ません。
サーモインナー
熱で足に合うように成形するタイプのインナーです。高温サーモインナーはお店で足のサイズを計測して高温で熱することで成形します。この工程は自宅では出来ません。フィット感は他のインナーに比べてピカイチです。
低音サーモインナーは足の温度で徐々に足にフィットしていくタイプのインナーです。履けば履くほど足にフィットしていきます。
失敗しないブーツの選び方はこれだ!
初心者はもちろん、中級者でも参考になるブーツの選び方をチェックしましょう。ポイントはサイジングとフィット感、硬さ・柔らかさ、保温・防水性、デザインです。
サイジング・フィット感
同じサイズ表記の靴でも、メーカーによって大きさが微妙に異なります。中には同じメーカーでも商品ごとにサイズ感が違うという場合があるため、ネットの情報を集めて確認しましょう。足の形は幅や甲の高さなどが人によって異なりますので、履いてみて痛くないものを選びましょう。