ボール一つあればみんなで楽しむことのできるバレーボール。体育の授業でも行われるので、誰もが知っている馴染みのあるスポーツの一つといえるのではないでしょうか。
バレーボールを行うにあたり、まず購入しなくてはならないアイテムがバレーボールシューズです。部活やクラブで本格的にバレーボールをしている人は、個人に合ったシューズを選ぶ大切さを理解しています。
今回はバレーボール初心者やバレーボールシューズを初めて購入する人、シューズの買い替えを検討している人におすすめのバレーボールシューズをご紹介。人気のアシックスやミズノのシューズを中心に、激安でも機能性に優れたバレーボールシューズも交え徹底比較します。
バレーボールシューズの特徴
スポーツを行う場合その競技に適したシューズを選ぶことが重要です。バレーボールはジャンプやジャンプ後の着地、あらゆる方向への素早い動きなど、次から次へと関節を使い動かすスポーツです。
ランニングシューズでバレーボールを行うことは可能かもしれませんが、バレーボール専用のシューズを履くことでプレイ中に最高のパフォーマンスを発揮することができます。
そして自分に合ったシューズを履くことは、ケガを防いだり体への負担を軽くしてくれたりするのです。通常バレーボールシューズには以下のような特徴があります。
足への衝撃を和らげるクッション性
バレーボールは連続してジャンプを行うスポーツです。そのため、ジャンプの着地後にかかる足への負担が大きいのでクッション性が求められます。
バレーボールシューズは、ジャンプ後に受けるかかと部分の衝撃が和らぐようにつくられています。特に初心者はクッション性の高いものを選ぶことで足への負担が軽減されます。
発汗によるムレを軽減する通気性
長い練習や試合中には足も汗をかきます。発汗によるムレなどを防ぐためバレーボールシューズには高い通気性が求められます。
あらゆる動きをサポートする安定性
バレーボールは常に細かな動きが必要なスポーツです。バレーボールシューズは連続した横や前方への瞬発的な動き、ジャンプなどに耐えられる安定性のあるシューズでなければなりません。
バレーボールシューズの選び方
自分にベストなバレーボールシューズを選ぶポイントはいくつかあります。ポジションの他にも、プレースタイルや身体の構造、ケガや故障しているかなど、個人的なものも頭に入れておく必要があります。
プレイするバレーボールコートの材質もシューズ選びには大切な要素となります。
ミドルカット(ハイカット)シューズを選ぶ
足首を包み込むような構造になっているので、安定性があり捻挫など足首に起こるケガを防ぐのに役立ちます。特に背の高くウエイトのある人にはベストなモデルです。
ローカットシューズを選ぶ
ハイカットやミドルカットに比べると軽さが特徴的なローカットシューズ。ジャンプ力を最大に発揮したいウイングスパイカーや、センターやリベロのように素早い動きを妨げず足首に自由度が必要なポジションの人に適しています。
弾性合成材製コート(タラフレックスコート)でのプレイ
タラフレックスコートで競技をする場合は、コートとの摩擦による擦り減りをできるだけ抑えるために、耐摩耗性に優れた合成ラバーソールのバレーボールシューズが適しています。
木製コートでのプレイ
木製のコートで考慮しなければならないのは滑らないことです。天然ラバーを使用したソールはグリップ力が高く、木製コートでのプレイに適しています。
初心者に適したバレーボールシューズの選び方は?
初心者はバレーボールの慣れない動きをできるだけカバーできるようなシューズを選ぶことが大切です。クッション性に優れたものは足への負担を和らげてくれます。ヒールが厚いとシューズが多少重くはなりますが、クッション性は高くなるといえます。
またソールも全体的に厚い方がグリップ力が出て滑りにくくなります。
足のサイズは一日の中で変化します。一日中立ち続けた場合、足のむくみは夕方が一番大きくなると言われています。シューズを試着する際に考慮しましょう。また体重が足の前方へかかる動きが多いので、試着時にはつま先に1.0cm〜1.5mmの余裕があるサイズを選びましょう。