サッカーが上手くなるには1秒でも長くボールに触れること、とよくいわれます。ただし闇雲にボールを蹴っているだけではなかなか上手になりません。サッカーに必要なトレーニングを効率よく行っていくのが一番です。
雨の日でも出来るトレーニングや一人でも出来るトレーニング、ボールを使わないトレーニングなど、様々なメニューを動画付きでご紹介します。
サッカーの練習は個人練習も大切!
サッカーの練習はグラウンドでチーム全員で行う練習ももちろん大切ですが、個人練習も同じくらい大切です。個人練習でどのようなことを鍛えられるのかを知っておきましょう。
ボールタッチの精度を上げる
リフティング、コーンを立ててのジグザグドリブル、壁当て、プレースキックの練習など、一人で出来る練習は非常にメニューが豊富です。特にリフティングでボールタッチの精度を上げることを行うのが大切です。
壁当てやプレースキックの練習など、全体練習ではやりにくいコントロールショットの練習も一人で練習を行うメリットになります。
二人いればどんな練習でも出来る!
練習仲間がもう一人いると、練習できる幅はさらに広がります。ショートパス・ロングパスの練習はもちろんトラップの練習が出来るというのも大きなメリットです。1対1の実践的なオフェンス・ディフェンス練習も出来ます。
雨の日のサッカーの練習はボールを使わなくても出来る!
雨の日には室内でのトレーニングになります。トレーニングする場所によって出来るメニューも変わります。
体育館のような広い場所が使える場合
体育館のような場所が使えればダッシュ、ボールを使った軽いトレーニングやミニゲームなども行えます。ただし地面が土や芝のグラウンドではなく木のフロアであるということから、室内用のシューズを使用する必要があります。
体育館シューズでも構いませんが、室内用のフットサルシューズがあるとボールを蹴る感覚などもスパイクとほとんど変わらないので便利です。
家の中でもトレーニングはできる
家のようなボールが使えない場所でもトレーニングが出来ます。体幹トレーニングや筋力トレーニングなら自室でも出来ますし、特別な道具がなくても出来るため便利です。
軒下のような天井が少し高い場所があれば縄跳びなどのトレーニングも出来ます。
晴れた日はグラウンドで全体練習を工夫しよう!
晴れている日は練習日よりです。グラウンドでの全体練習も工夫して行うだけでインテンシティの高いトレーニングをすることが出来ます。
グラウンドを広く使ってフォーメーショントレーニング
フォーメーションを組んでトレーニングを行うことでより実践に近いトレーニングが出来ます。
攻撃のパターンや守備で敵が侵入してきたときに誰がどのようにチェックに行き、カバーリングを誰がするかということも確認しておくと良いでしょう。
タッチ数を決めてパスゲームを行う
試合ではパス交換をスムーズかつ正確に行わなくてはいけません。場合によってはダイレクトや少ないタッチ数でパスを送る必要が出てきます。そこで広さを限定したコートでのパスゲームを行うと良いでしょう。
あらかじめタッチ数を限定しておいてパスが連続20本通ったチームの勝ち、というようなルールを決めておくと狭い範囲での正確なパス交換のトレーニングになります。
持久力やアジリティもしっかりアップさせよう
ボールを使ったトレーニングや筋トレはもちろんですが、前後半フルに動ける体力をつけるため、持久力やアジリティ(俊敏性)を鍛えるトレーニングも行いましょう。
持久力を高めるために走る!
持久力を高めるためには走り込む事が必要です。プロサッカー選手は1試合で10キロ前後走ることになります。アマチュアや少年サッカーではそんなに走ることはありませんが、十分な体力をつけることが大切です。
マラソンやダッシュとジョグを繰り返すインターバルランなども効果的です。
ミニハードルやラダーを使ったアジリティトレーニングも効果的
サッカーでは相手との一瞬の駆け引きで瞬間的に反応しなければならない場合があります。そんなときに「最初の一歩」が踏み出せないことでドリブル突破やパス、シュートを許してしまうかもしれません。
そういうときの俊敏性を鍛えるために、ミニハードルやトレーニングラダーを使ったアジリティトレーニングを行うのも効果があります。
おすすめサッカー練習方法10選・ボールを使わないトレーニング
基礎体力や筋力・体幹トレーニング、アジリティトレーニングなどを紹介します。雨の日に家の中でも出来るトレーニングがあるので、ぜひ導入しましょう。
インターバルトレーニング
心肺機能を高めるためのインターバルトレーニングの方法を解説しています。この動画は主にマラソンランナー向けになっていますが、やり方はサッカー向けでも同じです。ただ走るだけでなく、このように工夫して走るとより効果的です。
1日4分間で持久力をあげる!最強4分間サーキットトレーニング
単純な動きですが実際にやってみると非常にハードなサーキットトレーニングです。筋力・持久力・心肺機能を高めることが出来ます。自宅でも出来るトレーニングですのでぜひ取り入れてみましょう。
一度に4つの部位を鍛える体幹トレーニング
体幹トレーニングはサッカー日本代表の長友佑都選手も取り入れていますが、ボディバランスを鍛えるためにも非常に大切なトレーニングです。このトレーニングは一つの動作で胸・腹・肩・臀部の4つの筋肉を全て鍛えることが出来ます。
キック力を上げるために内転筋を鍛えるトレーニング
イングランド・プレミアリーグのスウォンジー・シティの選手たちの練習風景です。動画は1分15秒から始まりますが、そこで行っているトレーニングが内転筋を鍛えるトレーニングです。