一人で効果的なバッティング練習をしたいときに、より手軽にティーバッティングをするためのアイテムが「トスマシン」です。バッティング改善のために、そしてコントロール練習のために最適なトスマシンを選びましょう。
軟式用・硬式用のおすすめトスマシンランキングもご紹介します。
トスマシンを使うメリットを考えよう
まずはトスマシンを使うときのメリットを考えましょう。
一人でもティーバッティングが出来る
ティーバッティングはバッター以外にもトスの出し手がいなければ行えない練習です。ですがトスマシンを使えばマシンがトスを出してくれますので、一人でもティーバッティングが出来ます。
ティーを使うというのも一人で練習する方法の一つですが、1球ずつティーにセットしなければならないため、手間がかかります。トスマシンは10球程度連続で練習することが出来るため、集中して練習することが出来ます。
いつでもフォームの確認が出来る
一人で練習が出来るということは、いつどんなときでも自分の好きなタイミングで正しいフォームの確認が出来るということです。フォームの確認は素振りでも行えますが、やはり実際のボールを打つときに崩れてしまうこともあります。
ボールを打った衝撃にも負けないようにフォームをしっかりと固めて確認することができるというのは大きなメリットです。
いつでもミートの練習ができる
バッティングマシーンのようにある程度のスピードがある球を打ち返すことも必要なトレーニングですが、トスマシンを使って的確に芯を捉えてミートする練習が出来ます。
トスマシンを使って正しくミート出来る癖をつけた上でスピードのあるボールを打ち返す練習をすると、ミートがうまくなります。
価格がそれほど高くない
バッティングマシーンは本格的なものでは20万円前後します。トスマシンであれば1万円前後で購入することが出来るため、個人でも十分に購入できる価格です。購入しやすい価格というのも大きなメリットです。
トスマシンを買う前に注意したいポイントもチェックしておこう
メリットはもちろんデメリットのことも考えてから購入することも大切なことです。以下のポイントを購入前にチェックしておきましょう。
練習場所を確保できるか?
デメリットの一つとして、ティーバッティングを行う練習場所を確保できるかということが挙げられます。庭がある家庭であれば素振りが出来る程度よりやや広めのスペースがあれば十分にトスマシンを使えます。
室内で行う場合は8畳の広さの部屋がギリギリ練習できるというくらいですが、機種やボールの種類、ネットの大きさなどによっても異なります。小学生向けであれば室内でも出来ますが、高校生以上になると屋外で行った方が良いでしょう。
収納場所を確保できるか?
トスマシンは機種によって大きさもまちまちです。それほど大きくないものがほとんどですが、収納場所をしっかり確保できるかどうか事前に確認しておきましょう。
トスマシンを選ぶポイントをチェック
トスマシンを選ぶときのポイントをチェックしましょう。価格だけでなく、ボールを飛ばす部分の材質や硬球・軟球用かなど、チェックしたい部分は多いです。
バネ式か鉄板式か
バネを使って飛ばすものと、鉄のプレートを使って飛ばすものがあります。鉄のプレートを使ったタイプの方が耐久性も高く、ボールの起動も安定するのでおすすめです。
硬球用か軟球用か
トスマシンは機種によって使えるボールの種類が変わります。マシンに付属しているプラスチックなどの専用ボールだけが使用できるもの、軟球用のもの、硬球用のもの、どちらも使えるものなど、どんなボールが使えるのかチェックしましょう。
トスの角度調節機能はあるか
多くの機種にトスの角度調節機能があります。3段階などの段階式のものが多いですが、中には好きな角度に微調整が可能な無断階式のものもあります。無段階式のものの方が便利ですが、段階式でも問題はありません。好きな方を選ぶようにしましょう。
中には角度調節が出来ないものもありますので、購入前に確認しておいた方が良いです。
電源方式もチェックしよう!
電源が電池式・ACアダプター対応・充電式などに分かれています。自宅内での使用や屋外でも延長コードなどを使える場合はACアダプターが便利です。持ち運びをするときには電池式や充電式の方が便利でしょう。
どの電源方式が自分の使用に適しているのかを考えて選びましょう。
使用可能なボール数をチェックしよう
使用可能なボールの数をチェックしましょう。10球前後というものが多いですが、中には部品を結合して使用できるボールの数を増やせるものもあります。
トスマシンを利用した練習方法をチェック
トスマシンを利用した練習方法をチェックしてみましょう。
通常のティーバッティング
通常のティーバッティングが最もオーソドックスな練習方法です。目の前にネットを張り、そこに向かって打ち込みます。ただ当てるというだけでなく、まずはフォームをしっかりとチェックしていくことを忘れないようにしましょう。
スムーズな体重移動や体の軸を作って回転させるようにしましょう。その上で芯でしっかりとミートさせる練習を行いましょう。
ロングティーで打球の質をチェック!
ティーバッティングに慣れてきたら、長い距離を飛ばすロングティーにも挑戦してみましょう。ロングティーは打球の質を見るのに良いトレーニングです。
ボールの下を叩いてしまってフライになったり、ボールの上を叩いてゴロになってしまうのではなく、芯を捉えてしっかりと飛ばせるかどうか確認しましょう。
狙った方向への打ち分けをしよう
ティーバッティングで正しいフォームでのスイングや芯で捉えることに慣れてきたら、左右・センターと狙った方向へ打ち分けられるようにコントロール練習をしてみましょう。