パソコン作業や運転などの目を酷使する人にとって、目の健康管理は非常に大切です。また老化による視力の低下や眼病予防にも役に立つのが「ルテイン」です。
ルテインの重要性や効果、ルテインサプリの選び方や摂取量を知りましょう。また、おすすめのルテインサプリメントベスト10もご紹介します。
目の老化を防止するルテインの効果を知ろう!
ルテインは「目に良い成分」として知られていますが、どの様な効果があるのかを詳しく見ていきましょう。
強い抗酸化作用で眼病を予防・改善!
ルテインには強い抗酸化作用があります。目は常に外部にさらされており、太陽の紫外線やパソコンやスマホのブルーライトなどの強い光を常に受けています。これらの光は目にダメージを与え、活性酸素を発生させます。
活性酸素は目の中にある黄斑部や水晶体にダメージを与え、視力の低下や黄斑変性症といった眼病を引き起こします。ルテインは抗酸化作用で活性酸素を除去することで眼病を予防したり改善したりしています。
ルテインは体内にも存在している
ルテインは体内にも存在しており、特に目の中で光を最初に受ける水晶体と、光が集まって像を作る黄斑部に特に多く存在しています。水晶体は強い光を防ぐための部位、黄斑部はものを見る上で最も重要な部位です。
ルテインの量が少なくなることで白内障や黄斑変性症にかかることも知られており、ルテインを摂取して量を維持することで目の健康も維持出来ます。
コントラスト感度を上げて見えやすくする
ルテインを摂取することでコントラスト感度が上がることが実験で明らかになっています。コントラスト感度とは濃い色と薄い色をはっきりと見分ける機能のことで、コントラスト感度が高くなるほどより鮮明にものを見ることが出来ます。
美容にも効果あり!
ルテインは目だけでなく皮膚にも含まれています。そのため、紫外線から肌を守り、活性酸素による肌の老化を防いでくれます。また、加齢による肌の水分量の低下を防いだり脂質量を維持したりする効果もあるため、弾力性のある肌を保つことが出来ます。
抗炎症作用によるぶどう膜炎予防
ルテインにはバリア効果や抗酸化作用があるだけでなく、抗炎症作用もあります。虹彩や毛様体などを総称して「ぶどう膜」と呼びますが、ぶどう膜が炎症を起こすと目が赤くなったり傷んだりするほか、ゆがんで見えたり視力が下がったりします。
ルテインはこのぶどう膜炎を予防し、起こった炎症を抑える働きがあります。
ルテインとスポーツの関係は?
ルテインを摂取することはスポーツを行う上でも非常に大切です。どの様な関係があるのか見ていきましょう。
コントラスト感度と視覚処理速度が上がる
ルテインは前述の通り、目のコントラスト感度を上げる働きがあります。コントラスト感度が上がることで、ボールや味方の動き、周囲の状況といったものが判別しやすくなります。
また、視覚情報を脳に伝えるスピードである「視覚処理速度」を向上させることもわかっています。
プロスポーツ選手が参加した実験でも効果を確認
プロ女子サッカーチームが参加した実験によると、ルテインを継続して摂取することで目の黄斑の濃度が上がり、コントラスト感度がよくなり視覚処理速度も速くなったという結果が出ています。
プロ選手は常に食事やサプリメント等で栄養管理を徹底していますが、その上でも黄斑濃度が上昇したという重要な結果が出ました。一般の人やアマチュアのアスリートではさらに効果が見られると考えられます。
屋外のスポーツでは日光から目を守る
ルテインは前述の通り、強い光から目を守るという働きがあります。屋外のスポーツの場合、1年中目が日光にさらされるため、ルテインを摂取することでダメージを軽減できます。
ルテインの1日あたりの摂取量をチェック!
ルテインの摂取量と飲むポイントをチェックしましょう。また、一緒に摂ると良い栄養素も確認しましょう。
1日あたり6mg以上摂るのが理想的
ルテインは1日あたり6mg以上摂るのが理想的です。2004年に行われたルテインの効果を実証する実験では、1日あたり10mgのルテインを摂取しています。